Enjoy with Balcony

憧れバルコニーをたのしむ

室内からの眺めを素敵にするコツ

室内はお気に入りのインテリアでコーディネートされ、満足できる空間になったけれど、ふとリビングの窓を見ると目に映るのは味気のないバルコニー。雑誌やWEBサイトで見たようなバルコニーにしようと思って家具や植栽を置いても、「なんだかイメージ通りにならない…」といった経験はありませんか?

室内から眺める窓の外の印象を変えるには、ちょっとしたコツがあります。今回は、そんな室内からの眺めがもっと素敵になるバルコニーづくりのコツをご紹介。バルコニーをリビングから眺める空間として捉えることで、バルコニー空間だけでなくリビングの高級感がアップします。インテリアを楽しむ幅も、今よりもずっと広がりますよ。

まずは大きな要素から決める

例えば室内のコーディネートを行う場合、まず最初に空間を構成する「床・壁・天井」、次に家具などの「インテリア」、最後に小物やグリーンといった「アクセント」の順番で考えることがポイントです。バルコニーも同様に、空間の中で面積を大きく占める「床」から考えていきます。

つくりたいバルコニーを想像しながら、ぴったりな床材を選びましょう。バルコニーの床面にタイルを敷くと室内のような空間に、ウッドデッキであれば、よりアウトドア感を演出できます。床材を設置することで、家具やグリーンを置いても味気のなかった空間が明るい印象に変わり、コーディネートを楽しむベースカラーとして役立ちます。

今年のトレンドカラーを取り入れよう

アメリカのPANTONE社が毎年発表しているトレンドカラー。2020年はインテリアにも使用しやすい「クラシック・ブルー」が選ばれました。

そこで、バルコニーやインテリアにも今年のトレンドカラーを取り入れた家具や小物を置いてみるのはいかがでしょうか。クラシック・ブルーは配置した際に、遠くに見える後退色。そのため、バルコニーに使用すると室内からは奥行きを感じられる効果が期待できます。また、目線より下にクラシック・ブルーのアイテムを置くと安定感が増し、他のアイテムとも合わせやすくなるので、ラグの色にクラシック・ブルーを取り入れるのもおすすめです。

クラシック・ブルーとのカラーコーディネートでは、グレーや淡いブラウンが馴染みやすく、落ち着いた空間を演出します。反対にオレンジやイエローをアクセントカラーで取り入れることで、エネルギッシュな空間をつくることもできます。室内にも取り入れやすいカラーなので、室内とバルコニーで統一感のあるコーディネートを楽しむのもいいですね。

 

室内からはカーテンをチェック

室内からの眺めを良くするためにもうひとつ大切な要素がカーテンです。まずはお部屋のカーテンの取り付け方をチェックしてみましょう。

リビングの窓に備え付けのカーテンレールにカーテンを取り付けると、カーテンを開いたときに窓の両側に大きくカーテンが被ることがあります。特に幅の狭い窓に分厚い遮光カーテンがあると、せっかくの日差しを遮ってお部屋を少し暗くしてしまうことも。

そこで、窓枠よりも横に5~10㎝ほど長いカーテンレールを設置してみてはいかがでしょう。横にレールが長くなった分、カーテンを開いたときに窓に被らないので、バルコニーの景色を窓全体で眺めることができ、日差しも十分に取り込めます。

 

バルコニーをキレイにしても「なんだかイメージと違う」という方は、今回ご紹介したコツを参考にして、室内からの眺めを楽しむ方法を試してみてくださいね。

また、バルコニーづくりのベースとして床材を使用するなら、セキスイのクレガーレがおすすめ。機能性やメンテナンス性に優れ、室内からの景色をひとクラス上の空間に仕上げることができます。石や木など自然を感じさせる色柄が豊富なので、どんなテイストの空間にも馴染みやすいタイルです。今年のトレンドカラーと合わせたコーディネートも十分楽しめますよ。

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