Enjoy with Balcony

憧れバルコニーをたのしむ

眺めを楽しむ冬のバルコニーアレンジ術

心地よい春から秋は、のんびりとくつろいだり、ベランピングを楽しんだり、日々の暮らしに豊かさを与えてくれるバルコニー空間。しかし、寒い冬の季節はどうしてもバルコニーを活用する機会は減ってしまいますね。

寒い日に長時間バルコニーで過ごすのはなかなか難しいですが、外に出ることだけがバルコニーの楽しみ方ではありません。リビングでソファに座ってリラックスしているときや、ダイニングで仕事をしているとき、視界に素敵な景色があると心が癒されるように、冬は暖かな室内から「眺め」を楽しむ場所としてバルコニーを活用することができます。

今回は、寒い冬の季節にぴったりな、室内からの眺めを演出するバルコニーづくりのポイントをご紹介します。

まずは今の窓からの景色をチェック!

室内からの眺めを意識したバルコニーづくりをはじめるときは、まず最初にリビングやダイニングの椅子に座り、そこから外の景色を確認します。そのとき、いつか処分しようと思っていた粗大ごみや目立つ汚れなど、景色のノイズになりそうなものが見えていませんか?

いきなり植物やアウトドア家具を置くのではなく、素敵な景色をつくる上で必要ないものを片付けたり、見えない場所に移動するだけでもバルコニー空間がすっきりとした印象に変わります。

また、バルコニー全体に物干し竿があると、どうしても生活感が出てしまいます。物干しスタンドなどを使って室内からは見えない位置に洗濯物スペースを固めたり、思いきって衣類乾燥機をメインにして外干しをなるべく減らすのもひとつの手です。

外干しをしないと暮らしはどう変わる?詳しくはこちらをチェック!

グリーンの配置するときのポイントは?

素敵な景色をつくる際に取り入れやすいグリーン。室内から目に入る部分のバルコニーが片付いたら、次は植栽を置いて景色を演出していきましょう。

植栽の配置で注目したいポイントは、バルコニーの手すり部分。もし、ガラスのパネルや格子タイプであれば、植栽が外の景色を遮らないようにコンパクトなサイズの植栽をまとめて配置しましょう。室内から見たときに開放感を維持したまま美しい眺めをつくれます。

腰壁タイプの手すりなら、壁際に同じ種類のプランターを連続して並べるなど、目線の低い部分にアクセントをつくりましょう。空間にリズムが生まれ、腰壁の影の部分も明るい印象に変わります。

また、室内のレイアウトは大きいものをなるべく部屋の角に置くことで、視界が抜けやすくなり、圧迫感の少ない空間になります。リビングやバルコニーで植物をたくさん育てたい方は、バルコニーまでをひとつの空間と考えて、窓の外に花台などでまとめて配置するもひとつのアイデア。ガラス越しに植物があることで、室内もすっきりとして、景色に華やかな彩りが加わります。

バルコニーでグリーンを楽しまれているお客様の実例記事はこちら

「好き」なアイテムで眺めを自在にアレンジ

殺風景なバルコニーをグリーンのみずみずしさで彩ったあとは、家具や小物を置いて空間を賑やかにしてみましょう。室内から外を眺めたときの印象がちぐはぐにならないように、家具や小物を選ぶときはテイストをできるだけ統一することが大切です。

たとえば北欧スタイルのナチュラルなインテリアのダイニングであれば、バルコニーで使うチェアも木の風合いを生かしたデザインにすれば、過ごす場所からの眺めも「好き」でいっぱいの風景に変わります。

近くに公園や豊富な木々があったり、海や山など自然の景色、あるいは美しい夜景などが広がるお部屋なら、そのままの風景を眺めに生かす「借景」という考え方もおすすめです。緑であれば四季の移ろいを感じることができ、室内からの眺めが開放的でリラックスできる空間に変わります。窓のフレームを額縁に見立て、風景とのバランスを考えながら、お気に入りのチェアをシンプルに配置するなど、眺めをアレンジするのも楽しそうですね。 

足もとのタイルで、眺めをさらに明るく、素敵に

周囲は建物が多く、そんなに美しい景色がないという方には、目線を下げながら空間に広がりを与えるバルコニータイルの設置がおすすめです。バルコニーの中で面積を大きく占める「床」が変わると、一気に空間の印象が変わり、室内からの景色がぱっと華やかになります。

たとえばホワイト系のタイルを敷くと、周囲に建物が多くても、タイルが室内に光を呼び込むので、眺めが明るい印象に変わります。またリビングのフローリングの目地と、バルコニータイルの目地が直線でつながるため、空間を広々と感じさせ、室内からの景色もひとクラス上の印象に変わります。

みなさんも今年の冬は、バルコニーを生かした眺めづくりに挑戦して、心癒やされるおうち時間を過ごしてみましょう。これから引っ越しや新居を探している方も、今回の記事を参考にして、景色やバルコニーに着目した快適な住まいづくりを実現してくださいね。

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