二人目のお子様が生まれて以前のお住まいが手狭になったため、築12年(取材当時)のマンションをご購入されたご家族。「バルコニーは、前に住んでいた方が何もしていなくて、汚れが目立っていました。室内のフローリングはワックスをかけてキレイになりましたが、その反面今度はバルコニーの汚れが目立ってしまって」とご主人。室内に加えて、バルコニーにも手を入れたい思いはあったものの、中古マンションにありがちな汚れたままの状態ではなかなかやる気が出なかったそうです。
ぼんやりした印象だったバルコニーを
グリーンのタイルで色鮮やかに。
築12年のバルコニーは汚れが目立っていたため、もともと何か床材を敷くつもりだったというご主人。「タイルを敷く前はバルコニーの床の色が防水シートのベージュだったので、茶色や黒の鉢植えを置いても、なんだかぼんやりした印象でした。フローリングもダークブラウン色だから室内からの見栄えもあまり良くなくて」。
以前のお住まいでも天然木のタイルを敷いていたそうですが「年数が経つと劣化してはがれたり、ササクレができて痛かったので天然木はやめようって話をしていたんです」。さらに、1〜2年後には大規模修繕を控えているため、一人でも取り外ししやすく、タイルなら経年劣化もしにくいという理由からセキスイのバルコニータイル「RIENA」を選ばれました。
選ばれたカラーは色鮮やかなブルーグリーン色。「ベージュやアイボリー色も考えたんですが、妻と相談したら『これがいい』って。同系色ばかりだとぼんやりした印象になるし、はっきりした色味で周囲からの評判もいいですよ」とのこと。床をグリーンしたことで、鉢の色や植栽選びなど置くアイテムのバリエーションも増え、ご友人が遊びに来たときも「いいじゃん!」と好評だったそうです。「土いじりをして汚れたときは、玄関タイル用のブラシで掃除しています。以前の木のタイルよりは断然掃除がしやすいですね。すぐにキレイになるので、掃除もやる気になります」。
一日の始まりと終わりの時間が
バルコニーで過ごす時間に変わった。
家庭菜園やDIYをやりたいと思いながらも、以前の汚れた防水シートのバルコニーではモチベーションが上がらなかったというご主人。「見た目が変わると、やはりやる気になりますね。実は去年に、前の状態のバルコニーでミニトマトの栽培をしたんですが、生活感が出ちゃってあまりやる気にならなかった」そうです。ところが、「今は毎朝、グリーンに水やりするのが日課で、癒される時間です。以前は洗濯物を干すぐらいしか外には出ませんでしたが、今は仕事から帰ってからも窓を開けてバルコニーに出るようになりました」と暮らしにも変化が生まれました。
「葉や実を摘んだり、切ったりと、1日で3〜4回は出ていますね。子どもが二人いると、家の中に自由にできるスペースも限られるので、今はバルコニーが息抜きできる趣味の場所になりました。もうほとんど私の部屋みたいなものです」と苦笑い。もちろんお一人だけで楽しんでいるわけではなく、お子様と一緒にバルコニーに置いた水鉢のメダカに餌をあげたり、家族で楽しめる工夫も。「人に見せたいと思える場所になりました。部屋の中はいい感じなのに、窓の向こうが残念だね、というのがなくなったのが良かったです」と見違えたバルコニーにご満足の様子です。
バルコニーを楽しく飾る。
こだわりの手作りアイテムがたくさん。
きれいなバルコニーになってから再燃したというご主人様のDIY熱で、バルコニーにはこだわりの手作り作品がたくさん。「どうしても生活感が出てしまう室外機を隠したくて。過去にも何度か作っていたんですけど、今回初めて上手くいきました。あとはスロップシンクの蛇口も古かったので、気に入ったデザインのものを買ってきて。結構苦労したんですが、なんとかうまく取り換えられました。おかげさまでスキルが上達しましたよ」と、とても楽しそう。
ほかにも、園芸の時に使うハサミやジョウロをボードに引っ掛けてしまえる壁面収納も自作されるなど、新しくなったバルコニーで楽しまれている様子が伺えます。
「こういうことをしたいと思う構想はあっても、床が汚れたままだと不釣り合いじゃないですか。だからやはりこのRIENAがあってこそだと思います」とおっしゃるご主人。「バルコニーグッズだけじゃなく、娘におままごとのキッチンも作ったりしました」と、お子様たちにとってもうれしいバルコニーリニューアルとなりました。