Enjoy with Balcony

憧れバルコニーをたのしむ

【プロが提案 第2弾】ゆとりを楽しむ大人バルコニー

お子様の独立や仕事のリタイアなど、ライフステージの変化に合わせて見直したいのが、住まいの空間。特に時間にゆとりが生まれ、家で過ごす時間が増えると「もっとくつろいだり、趣味を楽しめる場所が欲しい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。でも、間取りも広さも決まったマンションでは大規模なリフォームをしないと、そんな余裕のある空間はつくれないとあきらめていませんか?

そんな方におすすめしたいのがバルコニー空間の活用です。広いバルコニーでないと無理と考えがちですが、奥行き1,500〜1,800mmほどの一般的なマンションバルコニーでも、ちょっとした工夫で十分に楽しむ空間として活用することができます。

そこで今回は、前回の「子育て家族におすすめのバルコニーづくり」の第2弾として、マンションで「大人のゆとり時間」を充実させるバルコニーコーディネートプランをご紹介します。インテリアコーディネーターならではのアイデアをぜひ参考にしながら、ゆったりと自分の時間を過ごせる素敵な空間づくりのヒントにしてくださいね。

インテリアコーディネーターが教える!
ゆとりを楽しむ大人のバルコニープラン3選

趣味に打ち込める空間がほしい!

自宅でも趣味に打ち込みたいけれど、「室内に十分なスペースを確保できない」「部屋が汚れるのが気になる」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?そんなときは、バルコニーを趣味コーナーとして活用してみましょう。室内ではちょっと気を使う作業も、半戸外のバルコニーであれば安心。お部屋の汚れを気にすることなく、作業に没頭できるスペースがつくれます。

【Plan-1】ものづくりをのびのび楽しむバルコニー

油絵や模型づくりなど室内では匂いがこもってしまう趣味も、バルコニーを使えば安心です。描きかけのデッサンや完成した作品を壁面にディスプレイすれば、バルコニーを中心にリビングが小さなギャラリーに。ほかにも、釣り道具やキャンプ用品のお手入れ、自転車のメンテナンス、DIYなどのものづくりもバルコニーなら気兼ねなく楽しめますよ。

マンションでも育てる喜びを味わいたい!

昨年からの長い自粛生活で、改めて注目されたのが「ガーデニング」。遠出することができないため、自宅で手軽に楽しめて自然とふれあえる趣味として、花や緑を育て始めた方が多く見られました。土のある庭付きのお家でなくても、ベランダガーデニングに向いた植栽であればマンションでも充分に育てられます。野菜やハーブなら、収穫して美味しくいただく楽しみもありますね。

【Plan-2】ガラス越しの彩りを楽しむバルコニーガーデン

色とりどりの花やハーブ、ミニ野菜などを彩りよく配置して「見る楽しみ」と「育てる楽しみ」を両立させたプランです。水はけのよい土を好む植物はハンギングポットに。プランターの野菜は、おいしくて栄養たっぷりの恵みを食卓にもたらしてくれます。リビングからガラス越しにきれいなバルコニーの眺めをつくれるのは、マンションならではの魅力ですね。

お互いがゆったりくつろげる空間が欲しい!

ご自宅で夫婦二人で過ごす時間が増えると、居心地良く過ごせる広さと同時に、それぞれの時間を過ごせる空間が欲しくなるもの。使わなくなった子供部屋やリビング横にあった和室を、そのまま書斎や趣味のスペースとして利用される方も多く見られます。せっかくプライベートな空間として活用するなら、窓から見える景色まで含めて思いきり自分の世界に浸れるスペースに作り変えてみるのはいかがでしょう?

【Plan-3】2つの別世界をつくる縁側バルコニー

たとえばリビング横の和室を書斎や趣味スペースとして活用するなら、お部屋の中だけでなく窓の外のバルコニーも和風で設えて、リビングと景色を変えてみるのも素敵です。ひとつのバルコニーでも、和室側には坪庭や縁側のような和の空間、リビング側には対象的にラティスや色鮮やかな植栽を置きます。

グレーの防水シートの床では違いを出すのは難しいですが、色調の異なるバルコニータイルを敷いてエリアを区切れば、雰囲気を分けるのも簡単!ひとつのバルコニーで2つの別世界を愛でる、そんな贅沢な空間が手に入ります。

バルコニータイルがあれば、コーディネートがより簡単に!

ひとつのバルコニーを見る場所によって雰囲気を変えたり、趣味スペースとして使ったりするのに、ベースとなる床を整えて空間の印象を変えるバルコニータイルの存在は欠かせません。

木や畳のフロアを裸足で歩くと心地よく癒やされるように、ラグジュアリーなホテルや店舗の大理石やカーペットを歩くと高揚感が増すように、足もとを整えることで、空間としての価値や印象は大きく変わります。

つくりたい空間のイメージに合う色や風合いのタイルを選び、その色調に合わせて植栽やファニチャーを選ぶと統一感が生まれ、コーディネートもまとまりやすくなります。

 

和の趣のある落ち着いた空間で、のんびり読書したり、グラスを傾けたりしたいという方なら、シックなモノトーンのタイルをベースにしたコーディネートに。

色とりどりの花や植栽を育てて、毎日、自然の恵みと触れあいたいという方なら、素焼き風のナチュラルなタイルを選べば、対象的にやさしく温かみのあるコーディネートにもできます。 

このようにバルコニータイルの魅力は、リフォームやリノベーションのように間取りを変えなくても、今ある空間を使って、自由自在にコーディネートすることで魅力あるスペースを新たに生み出せること。もっとゆとりのある時間を過ごしたい、家での時間を充実させたいという大人世代にぴったりの製品です。

みなさんも、クレガーレを敷いたバルコニーで、思い思いに贅沢な大人の時間を過ごしてみませんか?

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