素材別バルコニー家具選びガイド【保存版】
屋外使用は素材の特性に注意を
素敵なバルコニーの写真を見たり、インテリアやガーデングッズのお店を眺めたりしていると、試したいバルコニースタイルがたくさん見つかりますよね。お好みのスタイルに合わせた色柄のバルコニータイルを選んで、さあガーデンファニチャーでコーディネイト開始!といきたいところですが、そこは室内とは違うバルコニー。風雨や紫外線の影響を考えると、「素材」にもきちんと気を付けたいものです。
そこで今日は、主なバルコニーファニチャーの素材とその特性をご紹介。お手入れ方法などをあらかじめ確認して、自分が使いやすそうな素材を覚えておけば、家具選びの手助けになります。
【天然木】雰囲気抜群! でも経年変化に気を付けて。
なんと言ってもナチュラルな風合いが魅力の木製ファニチャー。グリーンが多いバルコニーとの相性はバッチリです。経年変化が楽しめるのも天然素材ならでは。雰囲気がある天然木ファニチャーは、インスタ映えも◎
お手入れのポイント
普段のお手入れはからぶきで十分。経年変化による色あせやささくれが目立ってきたら、サンドペーパーで丁寧に研磨し、木材保護塗料などを塗り込みます。雨に濡れた後はカビなどが繁殖する場合もあるので、浸透性塗料などを用いたメンテナンスをおすすめします。
【プラスチック】お手入れ簡単。価格帯の広さもうれしい!
軽くて扱いやすいプラスチック製ファニチャー。デザインも豊富で、高級なものから手軽なものまで幅広いラインナップから選べます。
女性一人でも簡単に片づけられる気軽さは、屋外使いにうれしいメリット。
お手入れのポイント
耐久性の高いプラスチックはお手入れもラクラク。大抵の汚れなら、水拭きできれいになります。汚れがひどい場合は中性洗剤を使用して。ただし、長期間日差しにさらされると表面が劣化するので、その際は専用クリーナーなどを使用します。
【アルミ】スタイリッシュで軽やか、しかも錆びにくい
街のカフェなどでよく目にするアルミ製ファニチャー。スタイリッシュな雰囲気のバルコニーには、スタンダードなシルバー色の家具がよく似合います。鉄に比べ錆びにくく、プラスチックのような軽さも特徴。
お手入れのポイント
アルミ製ファニチャーの表面にはアルマイトや樹脂塗装が施されていることがほとんど。よって、普段は汚れを水拭きするだけで十分きれいに保てます。万が一表面に傷がついたら、塗装色と同色のペイントを刷毛でレタッチしてみましょう。
【人工ラタン】品質に注意して、自宅リゾートを実現
リゾート感を出したいバルコニーにぜひおすすめしたいのが、人工ラタン。見た目は籐(ラタン)家具、素材はポリエチレンの人工ラタンは、その耐候性やデザイン性から屋外ファニチャーの人気素材です。
2シートソファなど大きめ家具を置きたい人は、軽くて丈夫な人工ラタンがおすすめ。
お手入れのポイント
素材がポリエチレンなので、こちらも水拭きや中性洗剤で汚れが落ちます。ただし、メーカーによって質や耐久性にバラつきがあることも。購入の際には、信頼できる作りかどうか、しっかりチェックしてください。
使わない時はきちんと保護を
たとえ耐候性が高い素材を選んでも、長期間雨ざらしにすればどんなものも傷んでしまいます。使用しない時は収納したりカバーをかけたり、きちんと保護してください。使用頻度が少ない家具なら、あらかじめ収納の利便性を考慮して、折り畳みの家具を選ぶなどもポイントです。
デザイン性に加えて素材の特性やお手入れ方法もマスターすれば、いつでも快適にくつろげるバルコニー空間を長く維持できます。バルコニータイルを始め、植栽やガーデンファニチャーなど、バルコニーに関するご相談がある方は、お気軽に「with Balcony」にご相談くださいね。