忘れないで! バルコニーの紫外線対策
バルコニー全体を紫外線から守るには
紫外線対策は一年中必要と言われていますが、紫外線量が最も増えるのは梅雨明けから夏にかけて。この時期バルコニーに出る際には、紫外線対策も万全にしておきましょう。日焼けから肌を守ることももちろん、バルコニーそのものや家具、植物をダメージから守ることも大切です。
バルコニーに入る日差しを防ぐには、何といってもオー二ングが役立ちます。写真のような取り外し可能なタイプのものなら不要な時はしまっておけるのでじゃまになりません。日差しと紫外線をともに防いでくれるので、バルコニーの植物を直射日光から守ったり、室内の温度上昇を抑えたりする効果もあります。
定番のガーデンパラソルは一つ広げるだけでバルコニーが一気にカフェっぽい雰囲気に。デザインも豊富なので、インテリア感覚で選べるのもうれしいですね。
また、人だけでなく、バルコニー自体にも紫外線ケアは必要です。バルコニーの床面には防水塗装が施されていますが、長年、紫外線や風雨にさらされると塗装や下地が劣化し、雨漏りの原因になります。防水塗装の上にバルコニータイルを敷き詰めると、紫外線などの影響から防水を保護することができるのでおすすめです。
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紫外線は「反射」にも注意。特に白いタイルは・・・
降り注ぐ日差しを遮断したらもう安心! と思いきや、紫外線対策で重要なのは、実は地面からの「反射」。草地や土では反射率は10%以下と言われていますが、アスファルトは約10%、新雪だとなんと約80%も反射すると言われています※。白いものほど反射率が高くなるので、バルコニーにホワイト系のタイルやデッキ材を敷いている方は注意が必要です!
反射する紫外線の対策としては、何より日焼け止めを塗ること。30分くらいバルコニーで過ごすだけなら……と甘く見ていると、シミなどの原因を増やしてしまいます。手の甲や首の後ろ側は塗り忘れが多いと言われている箇所なので、忘れずケアしてください。
※「紫外線環境保健マニュアル2015」(環境省)より
自宅だからとついつい忘れがちなバルコニーの紫外線対策。でも、パラソルにサングラス、そして日焼け止めと、準備をしているうちになんだかバカンス気分になれるかも?? 大切なバルコニーと肌を、夏の太陽からしっかり守ってくださいね。
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