ルーフバルコニーのメリットを活かそう!
ルーフバルコニーをもっと生活の中に
バルコニーとルーフバルコニーの違いをご存知ですか?バルコニーはマンションの住戸から外に突き出ている手すり付きのスペースのこと。ルーフバルコニーは、下の階の屋根部分を利用して作られたバルコニーのことを指します。通常、バルコニーは南向きに設置されることが多いですが、ルーフバルコニーの場合、建物の大きさや形状によって、北向きに設置される場合があります。しかし、一般的なバルコニーに比べると隣の建物との距離があるため、むしろ日当たりは良く、面積が広いので開放感を得られます。
せっかく広いルーフバルコニーのある部屋を選んだのに上手く活用できないで入居時そのままだったり、物置のようなスペースになっているともったいないですね。そこで今回は、ルーフバルコニーの広さを活かした暮らし方についてご紹介します。
お出かけいらずの公園に
就学前の小さなお子様がいると、公園や外で遊ばせたいけど、家の用事を済ませないといけないときや、公園までは距離があって行くとなかなか帰れない・・・というときがありませんか。そんな時こそ、ルーフバルコニーの出番。広いルーフバルコニーの一角を利用して、プラスチックの砂場を置いたり、夏場であればビニールプールで水遊びができる遊び場を作ってはいかがでしょう。家の中だけだと退屈しがちなお子様も、外ならたっぷり遊んでくれるかもしれません。お友達も呼んで、子どもたちがルーフバルコニーで遊んでいる間に、お母さん同士はそばでお茶を飲みながらお話するのもいいですね。
お洗濯など家の用事を済ませたり、ちょっとしたおもてなしをしながら、子どもを遊ばせられるのは、広いルーフバルコニーならでは。せっかくのスペースをフルに活用しましょう。でも、お子様がバルコニーで遊んでいるときは目を離さないように注意してくださいね。はしゃぎすぎて階下のお部屋に迷惑がかからないようにすることや、風の強い日は砂が飛び散らないようにフタ付きの砂場を選ぶなど、ご近所への配慮は十分に行いましょう。
ベランピングでキャンプデビュー
お休みの日に家族でキャンプに出かけたいけど、なかなか時間が取れない、お子様を連れてキャンプデビューをしたいけど準備が大変そう・・・と、ついつい後回しになっていませんか?そんな時にもルーフバルコニーが使えます。ウッド調のテーブルを置いて夕食を楽しんだり、ハンモックを置いてみたり。夜はおしゃれなランタンを置くと、よりキャンプらしさが出ますよね。そして、テントで寝るのもキャンプの楽しみの1つ。秘密基地が出来たみたいで、お子様もきっと大喜びです。
こうしたバルコニーのスペースを利用して、自宅でいつでも手軽にキャンプを楽しむスタイルは「ベランピング」と呼ばれ、愛好家も多くいます。自宅であればトイレなどの心配もなく、冷蔵庫やキッチンも使えるので、小さいお子様がいても安心。まずはベランピングでアウトドアに慣れてから本格的なキャンプにデビューするのもいいですね。
広さを生かしてプライベート感を演出
このようにルーフバルコニーが多目的に使えるのは、その広さはもちろんですが、隣接する建物との距離があり、ご近所の視線が気になりにくいという点が挙げられます。マンションでありながらも広い庭がある住まいのように何かをしていても他が気にならないスペースがあると、暮らしにゆとりや自由さが生まれます。ご紹介したキッズスペースやベランピングだけでなく、趣味でお花を育てたり、ご夫婦や友人を呼んで語らう大人のスペースとしても使えるでしょう。
こうしたプライベート空間としての演出に効果的なのがバルコニータイル。セキスイのクレガーレなら、フローリングの色調と合わせて、バルコニーを室内とひとつながりの空間のように見せたり、リビングダイニングとは別のオープンなダイニングルームのように演出することもできます。またデザイン性だけでなく、ウッドデッキのように土台で固定しない置き敷きタイプのタイルなので、汚れたら取り外してお掃除したり、大規模修繕の時にはすべて取り外して、修繕後に再び敷き直すこともできます。
お子様が小さいときも大きくなったあとも、上手にルーフバルコニーを活用して、マンション生活を長く豊かに楽しんでくださいね。