バルコニーで、素敵な夜景を
年の瀬が近づき、美しいイルミネーションが街を彩る季節になりました。街中に出かけて夜景を楽しむのも良いですが、寒さや人混みが苦手な方もいるかもしれませんね。そこでおすすめしたいのが、バルコニーを活用した“わが家だけ”のイルミネーション。自宅であれば、人混みで押し合いへし合いすることなく、暖かな部屋での〜んびり時間を気にせずに楽しめますよね。そこで、今回はわが家だけのイルミネーションをつくる方法をご紹介しましょう。
安全を第一に考えた計画を!
“わが家だけ”のイルミネーションとはいえ、マンションのバルコニーはあくまで共用部。イルミネーションを計画する前に、管理規約でバルコニーでの照明器具の使用が禁止されていないか確認することが必要です。禁止されていない場合も、安全性やご近所に配慮することを忘れないで。
まず考えなければいけないのは、ライトの選び方。ハロゲン球や白熱球だと点灯中に発熱したりして火災の原因になる可能性もあるので、LED ライトを選ぶと安心です。また雨に濡れることも想定し、防水の器具を選ぶようにしましょう。盲点なのが、バルコニーのコンセントの有無。コンセントがある場合は問題ありませんが、コンセントがない場合は充電式の器具を選ぶようにしましょう。
次に注意しなければいけないのが、設置方法と楽しみ方。階下まで垂れ下がるような形状やサイズのグッズを使用したり、一晩中照明を付けたままにしておくのはご近所への迷惑になるためNG です。基本的にバルコニーの内側だけで楽しむようにする、自動でON/OFF が切り替えられるタイマー機能の付いたグッズを活用するなどの工夫を。言わずもがなですが、設置の際は転倒や転落、モノの落下などに十分気をつけるようにしましょう。
どんなイルミネーショングッズがあるの?
ひと口にイルミネーションといっても、グッズは様々。用途に合わせて使い分けたり組み合わせたりして、好みの雰囲気に仕上げたいものですね。人気のイルミネーショングッズをいくつかご紹介しましょう。
■ つららタイプ
つららのように小さなライトが縦に連なった照明。一つひとつのライトはやわらかなケーブルで結ばれているので、設置場所の形状に合わせてアレンジは自在。バルコニーの手すりや窓枠などに沿わせて設置すれば、雪が舞い散るような雰囲気を演出できます。
■ モチーフタイプ
雪の結晶や星などを形どった照明。つららタイプのイルミネーションと組み合わせて使うことで、全体の雰囲気にメリハリが生まれます。100 円ショップなどで売られているコード状のLED ライトとワイヤを組み合わせて、好きなモチーフを手作りしてみるのも楽しいですね。
■ ツリータイプ
クリスマスツリーをそのままイルミネーションとして楽しむのもおすすめです。置くだけでパッと華やいだ雰囲気が演出できるのでイルミネーション初心者にぴったり。日中はオーナメントを飾ってクリスマスツリーとしても楽しめます。
■ キャラクタータイプ
サンタクロース、トナカイ、スノーマンなどクリスマスならではのキャラクターをモチーフにした照明グッズもたくさん。物語を想像しながら配置することで、絵本のような世界観を演出することができます。
■ 据え置きタイプ
足元にやわらかな光を広げる据え置きタイプ。ランタンやキャンドルなど様々なデザインのLED ライトを床に並べるだけで、ムーディな空間に。空いているワインボトルやガラス瓶にコード状のLED ライトを入れるだけでも素敵な雰囲気に仕上がります。
テーマを決めて、デザインしよう
どんなグッズをどのように使っていいか迷ってしまう場合は、まずはイルミネーションのテーマを決めてみて。with Balconyがおすすめするいくつかのテーマ別イルミネーションをご紹介しましょう。
■ テーマ:華やかなパーティー
お友達を招いてのクリスマスパーティーにぴったりなのが、ツリーのオーナメントとイルミネーションを組み合わせた演出。もみの枝、ボールや星などのモチーフ、松ぼっくりなどと照明グッズを組み合わせてバルコニーに飾りつけることで、スペシャルな夜に! 明るい時間にも楽しめる、一石二鳥の飾り付けです。
■ テーマ:アウドドアリビング
温かみのある電球色のライトをたくさん吊り下げて、アウトドアリビング風のイルミネーションに。この時期は夕暮れが早い時間に訪れるので、照明と同時に刻々と変わりゆく夕焼けを楽しむのも素敵です。しっかり着込んでバルコニーに出れば、まるでキャンプ場にいるような気分に。温かい飲み物もお忘れなく。
■ テーマ:のんびり家族時間
きらびやかなイルミネーションではなく、日常のバルコニーをやさしく彩るイルミネーションも素敵です。温かみのある小さめのライトをお気に入りのグリーンなどを囲むように配置すれば、いつもとは違ったバルコニー風景に。室内からの夜景を楽しみながら、食卓を囲んだり団らんしたり。家族の時間を心豊かに過ごすことができます。
いかがですか?イルミネーションといっても、ご自宅の場合、バルコニーの使い方やどんなひとときを演出したいかによって、コーディネートも異なります。冬の季節だけでなく、年間を通じてバルコニーを上手に活用するコーディネート方法や、それに合わせたバルコニータイルの選び方が知りたい方は、どうぞお気軽にwith Balconyにお問い合わせくださいね。