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避難はしご扉の段差には、タイルがおすすめ

マンションのバルコニーを見るとよく目にする「避難はしご(避難ハッチ)」の扉。一般的にマンションのバルコニーには、火災など緊急時に別の階にすぐ避難できるように避難はしごが設置されています。非難はしごはすべての部屋のバルコニーに設置されるわけではなく、同じ階の何部屋かにひとつ設置されています。そのため、お部屋によって、避難はしごがある部屋とない部屋に分かれます。

新築マンションを購入する際に、自分の部屋のバルコニーに避難はしごの扉があるかどうかを気にされることは少ないかもしれません。しかし、実際に住んでみると避難はしごの存在が意外に気になることも。「避難はしごの扉の段差がじゃまで歩きにくい」「シルバーの扉に日光が反射してまぶしい」「『避難はしご』と大きく書かれた文字が目立ってコーディネートがすっきりしない」など。

そんな方におすすめしたいのが、バルコニータイルを使って避難はしごの存在感を減らすというテクニック。緊急時にすぐ避難できるという機能を損なわず、バルコニーをすっきりとした印象に変えることができます。

今回は避難はしごがあるバルコニーにタイルの設置がおすすめの理由と、タイルを選ぶときのポイントをご紹介します。

なぜ、バルコニータイルの設置がおすすめ?

避難はしごはバルコニーの床下(下階の間)に埋め込まれ、通常は金属製の扉でカバーされています。しかし、そのカバーの扉部分がバルコニーの床から出張っているため、その存在が目に付きやすくなります。メーカーによって異なりますが、バルコニーの床から約3cmほど出張った段差が生まれることになります。

こうした段差があると、大量の洗濯物や布団を持ってバルコニーを行き来する際、足元がよく見えずにつまずくことも考えられます。安心して生活するためにも、なるべくなら余分な段差は減らしておきたいものですね。

そこでおすすめしたいのがバルコニータイルの敷設。タイルを床に敷くことで、この段差をほぼフラットに近づけることができるのです。

もともとの床にタイルの厚みがプラスされるので余分な出張りがなくなり、スムーズに歩行できるバルコニーに変わります。小さなお子さまやお年寄りの方がいるご家庭でもこれならつまずく心配がなく安心ですね。 

どんなバルコニータイルを選べばいいの?

【ポイント1】避難はしごの厚みをチェック!

ひと口にバルコニータイルといっても、種類によって厚みもサイズもさまざま。まずは避難はしごの扉が床面からどれくらい上がっているのか、その段差を確認しましょう。避難はしごの厚みになるべく近いタイルを選ぶことで、床と避難はしごの扉の段差をより小さくすることができます。

 

【ポイント2】扉と同色系のタイルを選ぼう!

避難はしごの存在が気になる理由のもうひとつに、扉のシルバー色が目立つという点があります。特に最近のマンションでは木目調などのおしゃれな塩ビシートが敷かれていることも多く、そこに銀色の避難ハッチは結構目に付いてしまいます。

塩ビシートはマンションの仕様のため変えることはできませんが、バルコニータイルは自由に色やデザインを選ぶことができます。避難はしごのシルバーが気になるなら、グレーやホワイト系の色味のタイルを選んで塩ビシートの上から敷くと、避難はしご扉だけが目立つのを抑えられます。

セキスイのバルコニータイルで
さらに一体感のあるバルコニーを実現

セキスイのバルコニータイルは、本格的なタイル素材としっかりとした裏足設計で機能とデザイン性を両立。高さ28mmの「クレガーレ」や、高さ19mmの「RIENA」など、ご自宅マンションの避難ハッチの厚みに応じた高さのタイルを選ぶことができ、なるべく段差の少ないほぼフラットに近い状態に仕上げられます。

タイルの色柄や質感にもこだわり、バルコニーに高級感を与える300角の大判タイルや繊細な濃淡をもつ100角タイルなど、お好みに合わせた空間をつくれます。

 

 

DIYでは難しい余分なすき間もスッキリ!

また、DIYでバルコニータイルを設置する場合、避難はしごの周囲に余分なすき間ができてしまうことがあります。クレガーレであればお好みに合わせてタイルカット施工や、専用の幅調整材などを使用してすき間なくすっきりと仕上げることが可能。避難はしごの開閉や持ち手には影響を与えることもありません。

夏に向かって、お洗濯でもバルコニーを積極的に活用することが多くなるこの季節。段差のないすっきりとしたバルコニーで、家事もアウトドアも楽しめる空間に変えてみませんか。

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