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高層階のバルコニーは、強風が心配?

バルコニーは、風の影響を受けやすい場所

マンションで窓を開けると、強い風が部屋の中に吹き込むことがあります。なかでも高層階のお部屋では、バルコニーに出た時にかなりの強風を感じることがあるかもしれません。バルコニーは、窓の外にあるため強風の影響を直接受ける場所。しかもマンションは上下階や両隣など部屋同士が近接しているため、自宅だけでなく周囲のご家庭に迷惑をかけないための配慮が欠かせません。

こんな形状のバルコニーは要注意!

では、強風の影響を受けやすいバルコニーとはどのようなバルコニーなのでしょう。大きく分けると以下の2つのタイプに分けられます。

1四方から風が吹き込むルーフタイプのバルコニー

2高層階やスリット状の手すりで風が通るバルコニー

このように風が吹き込みやすい形状のバルコニーにパラソルやガーデンファニチャーを置いておくと強風で飛ばされることがあります。そのため、風が強いときは部屋の中にしまう、ロープで縛って補強するなどの配慮が必要です。しかし一見大丈夫そうで見落としがちなのがバルコニーに設置された床材。特にホームセンター等で購入し、ご自身で設置されたバルコニータイルやデッキ材の場合、専用の強風対策を施されていないケースが大半のため注意が必要です。

「えっ?重いタイルやデッキ材が風で飛ぶの?」と思われるかもしれません。しかし、床材と実際の床面との間には少しの隙間があるため、そこに強風が続けて入り込むと、タイルやデッキ材を少し浮き上がらせることがあります。そのタイミングでさらに強風が吹き込んだ場合、その勢いで床材がはがれて飛ばされる可能性があるのです。

▶「知っておきたい、バルコニーの強風対策 」の記事はこちら

DIYではできない、安全な施工のタイルを選ぼう

安価な製品を選んで、ご自身で設置しても、突然の強風で床材がはがれて飛ぶと、ご自宅や周囲の部屋の窓ガラスにぶつかって割れたり、落下して駐車している車や人に当たる可能性もゼロではありません。そうした万一のケースに備え、きちんとした強風対策がある製品を選び、間違いのない施工を行っておくことが大切です。

 ▶強風対策が考えられたセキスイの「耐風設計施工」とは

安全なバルコニーで、快適に暮らしを楽しむ

専用の部材を使ってプロの手で施工すると、安全なだけでなく仕上がりが美しく、長く使ってもタイルがずれたり外れたりする心配がありません。結果的に余分な気遣いをせずにバルコニーを存分に使いこなすことができ、快適に過ごせる時間が長くなります。目先のお得さよりも、これからのマンションライフを目一杯楽しむためにも、バルコニータイルの設置は確かな製品を選び、施工はプロに相談することをおすすめします。