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憧れバルコニーをたのしむ

防災の日にチェック! バルコニーの安全対策

バルコニーは重要な避難経路!

「マンションのバルコニーは専有部ではなく共有部」。よく言われていることなので、みなさんもご存知かと思います。火災などが起こった際に、住民が速やかに避難できるよう、バルコニーはマンションの避難経路に指定されている場合がほとんど。ご自宅にあるバルコニーだからといって、住む人のためだけに都合よく使ってよい……というわけではありません。
毎年9月1日は防災の日。このタイミングで、ぜひご自宅のバルコニーの防災対策を見直してみてください。

隔壁パネルの周りはすっきりと

correct
wrong

お隣との間に設けられている隔壁パネル。プライバシーを守るだけでなく、避難時にはそこを蹴り破って通路にします。大きな物置やラティスなどを金具で固定して塞いでしまうと、ご自身やお隣の方がいざというときに脱出することができなくなります。パネルの周囲は人がスムーズに蹴り破れるだけのスペースを空けておくようにしましょう。

避難ハッチの上に物を置かない

ハッチ

下の階に避難するための避難ハッチ。どうやって使うのか知らない方も多いかもしれませんが、蓋を開くと梯子が出てきて階下に降りられる仕組みになっています。いざというときにきちんと使えるよう、蓋の開閉方法や使い方を確認しておきましょう。ちなみにこのハッチ、結構目立つのでそれを嫌って、土台の上に施工するウッドデッキやDIYで家具を上に置いて隠そうとする方がいるかもしれませんが、絶対に塞いではダメ!

避難はしご

ちなみに……

クレガーレなら、床材と避難ハッチの間に微妙なすき間ができてしまっても、同系色の幅調整材で埋めたり、こだわりのタイルカット施工ですっきり納められます。安全は確保しながら、やっぱり見た目はきれいにしたいですよね。

▶安全で美しく仕上げられるバルコニータイルとは?

排水口は詰まっていない?

雨

側溝や排水口に落ち葉やゴミが溜まっていると、雨の水はけが悪くなり、大雨でバルコニーがプール状態に……なんてことも起こり得ます。漏水事故につながる恐れもあるので、お手入れはこまめに行いましょう。

強風対策も忘れずに!

特にマンションの高層階では、風にあおられてバルコニーに置かれたものが飛散する恐れがあります。万一、パラソルやプランターなどが飛ばされて歩行者に当たると人命にかかわる危険もありますので、高い位置に置かない、固定できるものは確実に固定するなどの対策を行って設置するように心がけてください。また高層階では、強風の際に床と床材の間に風が侵入し、床材を持ち上げで飛散させてしまうこともあります。強風対策の考えられたバルコニータイルを選ぶとともに、プロにおまかせで、しっかり施工してもらったほうが安心で確実です。

▶セキスイがおすすめする「バルコニーおまかせプラン」とは

以上は基本的なバルコニーの防災対策ですが、それぞれのマンションで避難経路やルールが定められています。防災週間を機に、ご自宅のバルコニーを見直すとともに、ぜひお住まいのマンションの防災対策をいま一度確認してください。