Enjoy with Balcony

憧れバルコニーをたのしむ

バルコニーで映える写真を撮るコツ

家族のなにげない日常のひとコマや、感動的な景色を記録するのに欠かせないのがスマートフォンのカメラ。撮影した写真をSNSに投稿して、たくさんの人と共有している方も多いのではないでしょうか。家具やインテリア雑貨が好きな方であれば、おしゃれなアイテムを購入したとき、写真を撮って報告したくなりますよね。お気に入りの家具や雑貨でコーディネートした室内は、手軽に映える写真を撮影できる場所です。

マンションバルコニーのスロップシンク

おしゃれな撮影を楽しめる室内ですが、実はバルコニーもおすすめの撮影スポット。撮影スペースは室内よりも限られますが、撮り方のコツを知れば素敵な写真をたくさん撮影できます。何よりバルコニーは太陽による自然光を使って撮影できることが最大のメリット。自然光で撮った写真は、不自然さがないため見た目が心地よく、ポジティブな印象に仕上がります。

そこで今回は、バルコニーで写真を撮る際のポイントや映える写真を撮るためのちょっとしたテクニックをご紹介します。たまには室内だけでなく、バルコニーで映える写真撮影を楽しんでみましょう。

 

【POINT1】
光の当たり方が最重要

バルコニーで写真を撮るときに最も意識したいことは、光の当たり方です。イメージ通りの写真が撮れるように、まずは光の種類と特徴を知りましょう。

■ 色を鮮やかに映す「順光」

順光とは被写体の正面に当たっている光のこと。正面から光が当たるので、被写体の色や形がはっきりと出るのが特徴です。色が鮮やかに写し出されるので、バルコニーから見える空や木々など自然の風景を撮影したいときにぴったりの光です。

色を鮮やかに映す「順光」

■ やわらかな雰囲気を演出する「逆光」

逆光は被写体の後ろから光が当たっている状態です。被写体が影で暗くなるため、避ける方は多いかもしれません。しかし、逆光は順光のようにくっきりと強い影が出にくいため、やわらかい雰囲気を出すことができ、花やグリーンの撮影などに適しています。また、料理もみずみずしさやツヤ感が出せるため、バルコニーで食事を楽しむ際に撮る1枚は逆光を意識してみましょう。

やわらかな雰囲気を演出する「逆光」

■ メリハリを付ける「斜光」

太陽の光が横から差し込む斜光は、被写体の片側に影ができるので、立体感や質感を感じられる写真に仕上がります。バルコニーにアウトドアテーブルを置いている方であれば、お気に入りの雑貨や料理をテーブルに置いて上から撮影すると、光と影のバランスが美しいドラマチックな1枚になります。太陽の位置が高い夏場は、朝や夕方の時間帯が撮影のチャンスです。

メリハリを付ける「斜光」

【POINT2】
アングルを上手に使い分けよう

カメラを構える角度をアングルと言い、「ハイアングル・水平アングル・ローアングル」の3つに分けられます。撮影できるスペースやアイテムが限られたバルコニーでも、さまざまな角度から撮影することでバリエーションが生まれます。

アングルを上手に使い分けよう

被写体を見下ろすように構えて撮影するハイアングルは立体感を出すことができます。目線に近い位置で構える水平アングルであれば、その場にいるかのような親近感を感じる1枚に。また、被写体を見上げるように撮るローアングルの場合は、高さや迫力を強調できるなど、アングルによって見え方の効果が異なります。
たとえば、バルコニーで背の高い植栽を撮影したときに、植物全体の姿を伝えたい場合は水平アングルがおすすめ。空に伸びている様子を表したいときはローアングルがぴったりです。まずは、どのような写真を撮りたいのかをイメージして、適したアングルで撮影に挑戦してみましょう。

アングルを上手に使い分けよう

【POINT3】
映える構図を見つける

写真の中における被写体の配置や、どれくらいの大きさで写すのかなどを考えるのが構図です。ここでは、初心者の方でもバルコニー撮影で使いやすい構図をご紹介します。

■ 写真の中心で見せる「日の丸構図」

日の丸構図は、写真の中心に被写体を置くだけで簡単に映える写真に仕上がります。テーブルの上に置いた料理に斜光を当てながら撮影すると、より素敵な1枚に。日の丸構図では、背景に目立つものを入れすぎると被写体が引き立たないため、最初は被写体の周囲にあまりモノを写さないようにしましょう。慣れてきたら背景に小物をプラスして、プロが撮影したような1枚を目指すのもいいですね。

写真の中心で見せる「日の丸構図」

■ 安定感のある「三分割構図」

撮影する画面を縦横それぞれ三分割する線を引き、その線上や交差する点に被写体を置いて撮影するテクニックを三分割構図と言います。写真の中に上手に余白をつくると雰囲気のある写真が撮れますが、最初はどの位置に被写体を置いて余白をつくればよいのか分からないもの。そのときに三分割構図の線を意識すると、写真にまとまりが生まれます。

安定感のある「三分割構図」

■ リズミカルな写真になる「対角線構図」

対角線構図とは、撮影画面の対角線を意識して被写体を撮影する方法です。斜めの線を意識することで、写真に奥行きや躍動感を感じさせることができます。バルコニーであれば、並べて飾っている植物を撮る際に対角線を意識して撮影したり、腰壁パネルを斜めに入れて外の景色を撮るなど、使いやすい構図のひとつです。

リズミカルな写真になる「対角線構図」

バルコニーで撮りたい被写体4選!
映える撮り方のコツ

バルコニーでの撮影の基本がわかったら、次は具体的に被写体ごとの撮影のコツをお教えします。

■ 自然を味方に植栽の多彩な表情を写す

鮮やかな緑色や自然なフォルムが美しい植栽は、撮影すると気分の良い写真になること間違いなし。撮影の狙い目は晴れの日です。植栽は光が透けやすい薄い葉を選ぶのがポイント。逆光で撮影することで葉に光が透け、色鮮やかな緑色を写真におさめることができます。また、晴れの日だけでなく、雨上がりも植栽を美しく撮れるチャンスです。雨のしずくが乗った葉をアップで撮影すると、みずみずしさを感じる写真になります。

自然を味方に植栽の多彩な表情を写そう自然を味方に植栽の多彩な表情を写そう

空間写真はアングルと歪みに注意

バルコニーをアウトドア家具などでコーディネートしている方なら、被写体に寄った写真だけでなく、空間全体を美しく魅せる撮影にチャレンジしてみましょう。室内からローアングルで撮影すれば、広がりを感じる写真になります。その際、バルコニーの床や壁、柱が傾いて見えると違和感のある写真になってしまいます。写真内で大きく見える直線部分の水平や垂直を合わせるように意識すると、すっきりとおさまりの良い空間写真に仕上がります。

インテリアはアングルと歪みに注意インテリアはアングルと歪みに注意

■ 子どもの表情はいろいろな角度から

お子さまがバルコニーで遊んでいる様子を上手く撮影したいという方も多いのではないでしょうか。いきいきとした子どもの表情を撮るためには、子どもの目の高さや、それよりも低い位置など、さまざまなアングルから撮るのがポイント。また、子どもの背景にグリーンや空があれば、あえて背景をぼかして撮影することで、やさしい印象の写真にすることができます。

子どもの表情はいろいろな角度から捉える子どもの表情はいろいろな角度から捉える

■ ペットはイメージで光を使い分ける

バルコニーでペットの写真を撮る際は、光の当たり方が大切です。元気に動き回っている様子を撮るときは、色味がはっきりと写る順光がおすすめ。晴れの日であれば、青空の色もしっかり出るので爽やかな印象に仕上がります。一方、逆光で撮影すると、後ろからの光を受けて毛の輪郭がキラキラと輝いて写ります。バルコニーでのんびりしている姿にシャッターを切れば、やわらかい印象の写真になります。

ペットはイメージに合わせて光を使い分けようペットはイメージに合わせて光を使い分けよう

バルコニータイルを敷くと、
さらに写真の美しさが引き立つ

これまでご紹介した光や構図などを意識して撮影するだけでも、きれいな写真は撮れますが、さらに映える写真にするために注目したいのがバルコニーの床面です。室内ならフローリングがありますが、バルコニーの場合、グレーの防水下地や生活感のある汚れた床では、せっかくの写真も引き立ちません。

被写体と床のギャップで仕上がりがなんだかイマイチ…

そんな方におすすめなのがクレガーレ。置き敷きのタイルなので、床の色を手軽に明るく変えることができます。築年数が経って汚れや傷みが目立つ床も、上からきれいに目隠しすることが可能。バルコニータイルで美しい床面に変わると、バルコニー全体を写した空間写真も、被写体に寄った写真も背景が美しく見え、写真がさらに引き立ちます。

クレガーレのバルコニータイルを設置

「家でも素敵な写真をたくさん撮りたい」という方は、ぜひクレガーレを敷いて、バルコニーを映える撮影スポットに変えてみませんか?

▶クレガーレの公式インスタグラムはこちら

▶バルコニータイルのサンプルやお見積りをご希望の方はこちら