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課題解決事例

工場・研究所 工場配管・バルブ上下水道管

製造業(自動車)A社 施設管理課 N氏

背景

工場内の安全や施設管理を担当しているN氏。担当している工場内では頻繁に問題が発生していた。それは、工場内の廃水を排水処理場に流すための埋設管の詰まりだ。埋設管を清掃してもまたすぐに詰まるため調査したところ、その結果は目を疑うものだった。埋設管は複数箇所において腐食がひどく、強度不足で変形した結果、排水能力が低下して詰まりを起こしていたのだった。埋設管の上の道路は大型車が頻繁に通行している。強度不足の埋設管の上を通行すれば陥没する可能性があり、大事故につながるリスクがあった。しかし修繕するにしても、工場稼働を止めることになるため道路は開削できない。その上、調査費用は大きくかけられない。N氏は大きな課題に直面していた。

課題

掘削せず修繕工事を行うしかない

今回の現場は、工場稼働を止めずに修繕工事を行う必要がありました。それだけでも困難な状況でしたが、さらに追い打ちをかけるように、詰まりが複数箇所で見つかったのです。詰まりの原因は、埋設管の腐食でした。埋設管の腐食が進むと強度が低下し、変形します。そうすると本来の排水機能は損なわれ、詰まることがあるのです。詰まりが複数箇所あるからといって、至るところで掘削工事をすれば、工場の稼働を止めてしまうことになります。N氏には、掘削を伴う修繕工事の選択肢はありませんでした。

複数箇所の埋設管の状況がわからない

詰まりが複数箇所で発生しているはいえ、どの埋設管も同じ状態とは限りません。埋設された状況、時期、場所などによって腐食や破損具合も違うことが予想されます。対象の埋設管を1つずつ調査すると、費用がかさみます。調査費用は民間工場にとっては悩みどころであり、N氏も悩んでいました。埋設管の内部状況も分からない中で、修繕工事に直面したN氏。難題を解決できる方法は残されているのでしょうか・・・

課題のポイント
  • 1. 掘削せずに管路を復旧させる。
  • 2. 埋設管の内部状況が不明な状態で行える修繕方法の発見。

課題解決事例は事実をもとに再編集しております。

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