2026.02.20
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大阪狭山市・河内長野市の共同発注案件受託について
- 下水道分野で全国初形態の水の官民連携(ウォーターPPP)レベル3.5事業の受託-
積水化学工業株式会社(代表取締役社長:加藤敬太、以下「積水化学」)の環境・ライフラインカンパニー(プレジデント:平居義幸)は、藤野興業株式会社を代表企業とする8者による共同企業体「南大阪広域下水道サービス」を結成し、国が進める広域連携の構想に先駆けた水の官民連携(ウォーターPPP)レベル3.5(※)事業の共同発注案件として大阪狭山市および河内長野市が共同で公募を行った「大阪狭山市公共下水道施設包括的維持管理業務(第3期)及び河内長野市下水道施設包括的管理業務」につきまして、2月19日付で2市と業務委託契約を締結しましたのでお知らせいたします。

2026年2月19日「大阪狭山市公共下水道施設包括的維持管理業務(第3期)
及び河内長野市下水道施設包括的管理業務」の合同契約締結式(於:河内長野市役所)
大阪狭山市及び河内長野市は、これまでに10年以上にわたり下水道管路の包括的民間委託を実施し、民間活力を最大限活用した下水道事業のサービスレベルの向上や老朽化対策を行っています。
このたび、従来から実施しているそれぞれの下水道管路施設に加えて、河内長野市の下水道施設を含めた業務を一括して10年間にわたって委託することにより、以下の効果を得ることを目的とした全国初の形態の2市共同発注案件となっています。
- 維持管理および施設改築の効率化
- 大阪狭山市と河内長野市の2市連携による更なる効率化
- 次期業務を見据えて、事業期間内においてプロフィットシェア等を活用しながら2市の要求水準(サービスレベル)の統一化
積水化学は、現地事務所に主任技術者を配置して、日常的維持管理業務を主体として担当するとともに、業務全体のマネジメントを支援し、JV各社と協力しながら業務を進めます。これまでの豊富な下水道管路PPP実績で蓄積してきた経験とノウハウを最大限に発揮し、下水道管路PPPのパイオニアとして、大阪狭山市、河内長野市の下水道事業に貢献してまいります。
「安心・安全そして持続可能な下水道サービス」の提供を目指し、下水道管路更生工法をはじめとした積水化学グループの強みをより一層磨き上げ、自治体と連携して下水道の抱えるさまざまな課題の解決に取り組んでいきます。
【業務の概要】
| 業 務 名 | 大阪狭山市公共下水道施設包括的維持管理業務(第3期)及び河内長野市下水道施設包括的管理業務 |
|---|---|
| 受 託 者 | 8者による共同企業体「南大阪広域下水道サービス」 藤野興業株式会社(代表企業)、積水化学工業株式会社、管清工業株式会社、株式会社日水コン、クリアウォーターOSAKA株式会社、株式会社日本インシーク、株式会社カンキョウ、石垣メンテナンス株式会社 |
| 実施場所 |
|
| 対象施設 |
①大阪狭山市 大阪狭山市が所管する下水道施設全て ②河内長野市 河内長野市が所管する下水道管路施設及び下水道施設全て |
| 契約期間 | 2026年4月1日~2036年3月31日 |
| 業務内容 |
①大阪狭山市 ②河内長野市 |
※水の官民連携(ウォーターPPP)とは
水の官民連携(ウォーターPPP)は、コンセッション方式(レベル4)と、管理・更新一体マネジメント方式(レベル3.5)の総称。維持管理と更新(改築)の一体的なマネジメントの観点から、同一の対象施設について、維持管理と、事業期間中の維持管理をふまえた更新(改築)に関係する業務範囲が設定される必要があり、事業期間は原則10年とされる。
【レベル3.5の実務上の定義】
- ①長期契約(原則10年)
- ②性能発注
- ③維持管理と更新の一体マネジメント
- ④プロフィットシェア
の4項目をすべて充足する民間委託。
これまでの包括的民間委託(レベル1-3)で一般的な3-5年間よりも長い10年間が原則。
【水の官民連携(ウォーターPPP) レベル4と3.5の違い】
- 長期契約、性能発注、維持管理と更新の一体マネジメントが重視される点は共通・類似。
- 公共施設等運営権設定と利用料金直接収受の有無が異なり、また、事業期間の自由度はレベル4の方が高い。