「エスロン耐火プラAD継手HG」がCFP宣言製品に登録

-脱炭素社会実現のためのCFP活用マーケティングの加速-

2023年4月4日
積水化学工業株式会社

  積水化学工業株式会社(代表取締役社長:加藤敬太、以下「当社」)の環境・ライフラインカンパニー(プレジデント:平居義幸)が製造・販売する「エスロン耐火プラAD継手HG」が、この度、SuMPO環境ラベルプログラムのカーボンフットプリント(以下「CFP」)宣言製品に登録されました。
(登録番号:JR-BN-22003C)
  当社グループは、温室効果ガス削減の1.5℃目標を掲げ、脱炭素社会の実現に向けて取り組んでいます。脱炭素社会の実現のためには、ものづくり企業として自社の企業活動による温室効果ガス排出量(SCOPE1+2)を削減するだけではなく、サプライチェーンにおける温室効果ガス排出量(SCOPE3)の削減も重要と考えています。そして製品を使っていただくことでお客様、社会が低炭素化を加速できるよう、製品のCFP算定とこの価値を訴求したマーケティング活動にも尽力しています。
  CFP宣言のような信頼性・透明性を確保した算定方法に基づく環境情報の見える化は、将来の脱炭素社会における炭素取引や、価値市場形成においてさらに重要度が増すと考えており、今後もこのような活動も併せて推進していきます。

SuMPO環境ラベルプログラム:一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)が運営する、製品・サービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体における環境負荷の定量的開示プログラム

  当社は、樹脂管などを中心に、約30種の製品についてISO14040に準拠した炭素のライフサイクルアセスメント(C-LCA)によるカーボンフットプリントを算出し、評価結果をお客様に提供しています。使用原料についてはデータベース(IDEA)を活用し、原料の使用量や生産時における使用エネルギーなどは生産工場における実測データを活用した算出を基本としています。原材料調達から廃棄までの製品の一生における環境影響を定量的に評価し、提示することで、お客様に、より環境負荷の低い製品を選んでいただくことを可能にし、サステナブルな社会の実現に貢献することを目指しています。

エスロン耐火プラAD継手HG

  「エスロン耐火プラAD継手HG」は、当社独自の耐火技術を用いた樹脂製単管式排水システムであり、プラスチックの耐食性はそのままに高い遮音性能と排水性能を有し、建物の単管式排水システムのオールプラスチック化を実現しました。持続可能な社会の実現に向けて、SDGsの達成への取り組みを積極的に推し進めるなか、この度、本製品がSuMPO環境ラベルプログラムのカーボンフットプリント(CFP)宣言に登録されました。

  • エスロン耐火プラAD継手HG
    エスロン耐火プラAD継手HG
  • エスロン耐火プラAD継手HG
    CFPマーク
    登録番号:JR-BN-22003C
  • エスロン耐火プラAD継手HG
  • エスロン耐火プラAD継手HG

エスロン耐火プラAD継手HGの特長

  これからも当社は、低炭素価値の見える化に取り組むとともに、サプライチェーンと連携しながら、原料選択、生産プロセスにおける改革、使用エネルギーの転換、資源循環に資する検討を加速し、製品の低炭素、脱炭素化を積極的に推進していきます。

  当社グループは、長期ビジョン「Vision 2030」において、「Innovation for the Earth」をビジョンステートメントとして掲げ、イノベーションにより「サステナブルな社会の実現に向けて、LIFEの基盤を支え、“未来につづく安心”を創造していく」ことを宣言しています。これからも当社グループは、持続可能な社会の実現と当社グループの成長の両立を目指して社会課題解決に貢献し、ステークホルダーの皆様に信頼される企業であり続けるための取り組みを進めていきます。

参考

SuMPO環境ラベルプログラム
https://sumpo.or.jp/program/
エスロン耐火プラAD継手HG
https://www.eslontimes.com/system/items-view/256/

積水化学(環境・ライフラインカンパニー)のSDGsとサステナビリティ貢献製品
https://www.eslontimes.com/system/page/SDGs/

本件に関するお問い合わせ先

      コーポレートコミュニケーション部
          E-mail:kouhou@sekisui.com