製品情報

<平成25年度国土交通省下水道革新的技術実証事業採択技術(B-DASHプロジェクト)>

管路調査・診断システムは、TVカメラだけでは確認できない管内の腐食や磨耗による減厚、破損、クラックなどを、非破壊検査方法である衝撃弾性波検査法を使用して測定できる診断システムです。機械の目により診断結果を数値化できるため、作業者の主観によらない結果が得られ、数値データに基づいた改築・修繕等を提案することでライフサイクルコストを考慮した合理的な維持管理をサポートします。

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システムの特徴

管、継手の規格
  • 管に軽い衝撃を与えることにより管を振動させ、計測された波形の周波数分布を解析する「衝撃弾性波検査法」により、管体の劣化を定量的に判定
  • 振動を計測・解析するため、付着物に隠れたクラックや微細なクラックまでもキャッチ
  • ロボットで検査するため、いつでも誰でも結果は同じ。また、計測データの解析・診断は管路品質評価システム協会(ピケスト協会)で実施します
  • 管を軽くたたくだけなので、管を傷めない
  • 管体の劣化状態に関わらず、同じ検査を行うので、作業時間は大幅に変わりません
    (TVカメラ調査は劣化箇所をすべて確認します)

基本原理

管に軽い衝撃を与えることにより発生する振動を利用した検査法です。
クラック等が生じた管は鈍い音、すなわち低い周波数の音がします。この音の状態を数値化することで劣化を検出するメカニズムです。
ひび等劣化がある場合は低周波の部分が増えます。

作業フロー

管路診断 管内走行状況
  1. 止水

    パッカーなどで調査箇所への下水の流入を止水します。

  2. 洗浄

    高圧洗浄車などを使用し、事前に管路内の洗浄を行います。

  3. 調査

    TVカメラで管内状況を確認し、衝撃弾性波検査により、定量的に劣化状況を確認していきます。

  4. 診断

    管路品質評価システム協会(ピケスト協会)で、計測データの解析を実施。劣化判定、報告書の作成を行います。

管路診断 ロボット管内走行
管路診断 車内操作状況
管路診断 人孔内投入

劣化度の解析手順

管路診断_調査一連

管路調査診断票

管路診断 診断票
SDM折れ線グラフ_1602
SDM円グラフ_1602
審査証明書

資料ダウンロード

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