課題解決事例
その他 合成木材
金属製歩行板による軌道回路短絡のリスクを低減
絶縁性と施工性を備えた樹脂製歩行板への更新
運輸 C社 保線課 B氏
背景
日常点検で発見された歩行板の固定金具の外れ
鉄道会社C社では、無道床橋梁の開口部に歩行板を設置している。軌道工事やメンテナンスを行う作業者の足場として、また緊急時の避難通路として欠かせない設備だ。 かつては木製の歩行板も使用していたが、経年による腐食劣化が安全上の課題となり、近年はエキスパンドメタルや縞鋼板などの金属製歩行板を採用していた。 ある日、保線課の保全担当B氏が日常点検を行っていたところ、歩行板を留める固定金具が外れているのを発見した。 「もし気付かないまま歩行板がずれ、レールやタイプレートに接触していたら・・・」金属製歩行板が軌道回路を短絡させれば、列車運行に支障をきたす恐れがある。 今回の発見をきっかけに、C社では歩行板そのものの材質を見直すことになった。

課題
安全性を高めながら、点検する作業者の負担も減らしたい
これまで日常点検では、歩行板がずれていないか、固定金具が外れていないかを入念に確認していました。 列車の安全運行に関わるため見落としは許されず、点検を担う作業者には大きな精神的負担がかかっていました。 さらに、鉄道の保守現場では作業者の高齢化と人手不足が進んでいます。 B氏が求めたのは、電気を通しにくいだけでなく、十分な強度と長期耐久性を備え、施工や維持管理の負担も軽減できる歩行板でした。
課題のポイント
- 1. 金属製歩行板とレールなどの接触による軌道回路短絡のリスクを低減したい
- 2. 強度と長期耐久性を備えた歩行板に更新したい
- 3. 施工や日常点検に伴う作業者の負担を軽減したい
課題解決事例は事実をもとに再編集しております。
