ビル・オフィス 合成木材
降雨激甚化による本社ビルの浸水対策
担当者不在でも迅速・確実な対応を24時間可能にした方法とは?
製造業 A社 施設管理担当 A氏
ゲリラ豪雨は年々激しさを増しており、施設への浸水対策は必須です。A氏が管理する本社ビルの近辺では、大量の雨が降るとしばしば冠水が発生します。すぐに水が引けばよいものの、あまりにも降雨が長引くと社屋への浸水一歩手前・・・そのような場面も少なくありません。
いったん浸水被害を受けると、建物だけでなく、設備や電気系統にまで損害が及ぶ可能性があります。浸水への対策は施設管理担当としては非常に重大な課題でした。


急な豪雨に素早く・強固な対策をしたい
冠水が起こった時の備えとして土嚢が用意されていますが、豪雨が降りだしてからの設置はまさに「時すでに遅し」の可能性があります。保管場所から土嚢を取り出し、並べて積み上げている間に浸水から社屋を守る術がありません。必要になったときに、素早く・しっかりと浸水から本社機能を守れる。そのような製品を探していました。

有事の際の設置の手間を最小限にしたい
弊社ではテレワークを活用しており、豪雨など悪天候が予期される際には在宅勤務を推奨しています。しかし、施設管理担当の私は例外です。たとえ休日であったとしても、有事の際には先陣を切って対策に動かねばなりません。「私がいなくても自動的に浸水対策してくれる」そのような仕組みがあれば積極的に採用したいと考えていました。
水位1000mmに対応できる浸水対策を行いたい
本社の近くには大きな河川が流れており、自治体発行のハザードマップによれば、1000mmの水位に対する浸水対策が必要でした。しかし、市販されている防水板は高さ700mmほどのものが多く、高さが足りません。求めるサイズに合致する防水板をオーダーメイドで製作できるような製品を探していました。
課題のポイント
- 1. 急な豪雨に素早く・強固な対策をしたい
- 2. 有事の際の設置の手間を最小限にしたい
- 3. オーダーメイドで防水板の高さを設定したい
課題解決事例は事実をもとに再編集しております。