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分野:建築設備 業種:施工業者
大手サブコンA社 施工管理部S氏
消防検査が年々厳しくなっている。指定確認検査機関等の処分について書かれた国土交通省のプレスリリースは記憶に新しい。防火区画貫通部の全施工箇所を管理するのは煩雑で時間も手間もかかる。夜遅くに電気をつけて各施工箇所の写真を撮ることが日常である。ひとたび不適合な施工を見過ごしてしまったが最後、重大な事態を引き起こしてしまう。なんとか作業の効率化ができないだろうか・・・。S氏は悩みに悩んでいた。
ついに恐れていた事態が起きました。ある一つの防火区画貫通部の施工箇所において、充てん材の「パテ」がずれ落ちてしまっている箇所があり、検査で施工不備を指摘されました。その一か所の不備をきっかけに全数検査に繋がり、結果的に全箇所の施工やり直しが必須となりました。原因を追究すると、その箇所は経験が浅い職人が施工した箇所であることが分かりました。とくに「パテ」を埋める量が不十分で、まさに典型的な施工不良でした。
竣工までの期間は短く、とてもじゃないが全箇所をやり直していては間に合わない。どうやっても、「パテ充てんした部分を写真で撮影する」という工程とスケジュールに折り合いがつかないのです。職人の施工指導、再教育もしながら自分自身で施工箇所をそれぞれ写真を撮って記録せねばならない。他の現場や他社から応援を呼ばなければいけないか?いや、そんな調整をしている場合ではない・・・。
S氏は絶望しました。何か革命的な変化がない限り、状況が好転しない・・・。
課題解決事例は事実をもとに再編集しております。
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