ビル・オフィス 雨水・雨とい
「溶接工がいない・・・」「配管ピットが狭すぎる・・・」
最新の雨水排水システムが人手不足と施工環境の改善に貢献
ゼネコンA社 工事部S氏
S氏は新築で10階建てのオフィスビルの工事を請け負うことになったのですが、予算内に工事費用を抑えつつ、溶接が必要となる雨水排水配管工事の人手の確保と、現場の制限が多い中でもスムーズに工事を進められる建築計画の立案を求められていました。


慢性的な人手不足と作業員のコスト増加。
予算内での溶接工の確保はとりわけ困難であった
今回の現場は呼び径150の配管用炭素鋼管(SGP)を用いて雨水排水配管を施工する計画でした。このSGPの施工には必ずと言って良いほど溶接作業が発生します。ところが昨今の建設業界の人手不足の影響により、溶接の技術を持った熟練者の確保は極めて難しい状態にありました。労務単価も近年大幅な上昇が続き、予算をひっ迫しています。
そのため溶接を必要とせず、出来る限り施工費用を抑えられる方法が無いか探していました。

出典:国土交通省
より東京都の労務単価を引用し作成
施工のしやすさと安全な施工環境づくりの両立に悩む
ゲリラ豪雨対策として地下ピットだけに関わらず、降雨強度アップやルーフドレン詰まりといったリスク対策として、大口径化や立管系統を増やす対策を検討する必要がありました。
一方で雨水配管はビル内に施工されるのですが、意匠性の観点から配管ピットの省スペース化が求められていました。呼び径150のSGPは1mで約20kgと非常に重いので、重機類がなければ運搬はできません。また地下ピットにおいてはより大口径になるため、施工の難易度が更にあがるのは容易に想像できました。
スペースを制限された状況でのSGPの施工は、現場の安全性や作業者の身体にかかる負担の面で大きな課題でした。
工場見学がきっかけで出会えたシステム
悩みを抱えていた最中に、S氏は過去に面識のあった積水化学工業の社員より「積水化学工業の工場で、配管の性能実験を見学できる」との話をもらいました。S氏は情報収集のために、部署内のメンバーと工場を訪問することにしました。
そこで、ある雨水排水システムと出会うことに・・・。
課題のポイント
- 1. 溶接工の人手確保と施工コストの抑制が困難であった
- 2. 負担がかからない簡単な施工と安全が確保できる環境が必要であった
課題解決事例は事実をもとに再編集しております。
