2026.10.28
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「全国小水力発電大会」に出展します
~エネルギー利用効率に優れた、緩やかで屈曲部のないスムーズ形状の曲管「FTR-3D曲管」を紹介~
積水化学工業株式会社(代表取締役社長:清水 郁輔、以下「積水化学」)の環境・ライフラインカンパニー(プレジデント:平居 義幸)は、
2026年10月29日(木)~30日(金)に開催される第11回全国小水力発電大会in山形に出展します。

1. はじめに
世界の再生可能エネルギーによる発電量のおよそ80%は水力発電と言われており、水資源の豊かな日本においても環境負荷の少ないクリーンエネルギーとして古くから利用されています。
これまで日本においては、採算性の高い大規模かつ設置コストの安い場所を中心に水力発電所の建設が進められてきましたが、2012年7月に開始した再生可能エネルギーの固定価格買取制度によって、比較的小規模な水力発電、いわゆる『小水力発電』でも採算が取れやすくなっています。加えて、関係省庁において小水力発電の普及に向けた支援策や規制緩和が積極的に進められています。
このような背景から小水力発電に関する開発は活発化しており、小水力発電施設ではダムや河川等から発電所までをつなぐ導水管路や発電機までの水圧管路にさまざまな種類の管材が用いられていますが、その中でも水理性・施工性・経済性等に優れる積水化学の「エスロンRCP」(一般名称:FRPM管)は採用実績を大きく伸ばしています。
2. 水圧管路に用いるエスロンRCPについて
日本には40万kmを超える農業用水があり、山間部などの地形特性上、落差が大きな農業用水は全国いたるところにあります。その落差を利用し、軽量・高性能なFRPM管「エスロンRCP」を用いた小水力発電システムでローカルエネルギーの生産を実現します。
※FRPM管:Fiberglass Reinforced Plastic Mortar Pipes、強化プラスチック複合管。
エスロンRCPは水圧管として水理性に優れており、鉄鋼系管路と比べて同じ口径の場合、摩擦損失水頭は約2/3、同じ摩擦損失水頭であれば口径を1サイズ縮径することが可能です。
| 管種 | 流速係数(C) |
|---|---|
| エスロンRCP(FRPM管) | 150 |
| 鉄鋼系(鋼管・ダクタイル鋳鉄管) | 130 |
出典:農林水産省 土地改良事業計画設計基準及び運用 設計「パイプライン」
3. FTR-3D曲管について
水圧管路は一般に直管と曲管で構成され、高いエネルギー利用効率(小さな損失水頭)を得るためには水圧管の曲り部における流速の維持がポイントとなります。そこで、積水化学では曲り部分に着目し、小水力発電用水圧管路に適用される「FTR-3D(サンディー)曲管」を2017年に販売を開始、2022年には口径900にまで品揃えを拡大しています。
- 特長1:
- 曲率半径3D以上の緩やかで屈曲部の無いスムーズな曲りにより高い発電効率を発揮します
- 特長2:
- 継手部はFRPM管と同じ伸縮・可とう性に優れたゴム輪を使用しているため、水密性や耐震性に優れています。
※3D(サンディー)とは曲率半径(R)が管路内径(D)の3倍以上であることを意味します。
従来の継手では、屈曲部が発生するためエネルギー損失が大きく、また破損防止目的のコンクリート防護が必要となっていましたが、「FTR-3D曲管」は独自のFRP成形技術によって、屈曲部のない完全なスムーズ形状を実現し、コンクリート防護が不要なため、施工性向上と工期短縮も図れます。
4. 第11回全国小水力発電大会に出展
2026年10月29日(木)~30日(金)に開催される第11回全国小水力発電大会in山形に出展し、ローカルエネルギーの生産の実現に貢献する、水圧管路に最適な「エスロンRCP」とエネルギー利用効率の高いスムーズベンド「FTR-3D曲管」を用いた小水力発電システムをご提案いたします。
第11回全国小水力発電大会in山形
- 日程 :
- 2026年10月29日(木) 〜10月30日(金)
- 場所 :
- 山形国際交流プラザ(山形ビッグウイング)〒990-0076 山形市平久保100番地
- 資料代:
- 1,000円(特別招待券をお持ちの方は無料)
- 主催 :
- 山形県小水力利用推進協議会・全国小水力利用推進協議会
- 後援 :
- 総務省、文部科学省、農林水産省、国土交通省、環境省、山形県、山形市、一般財団法人新エネルギー財団、一般社団法人ターボ機械協会、特定非営利活動法人日本水フォーラム、公益社団法人日本技術士会東北本部山形県支部
積水化学グループは、住まい、社会インフラ、先端材料などさまざまな分野で、くらしの根幹にある課題解決に挑戦してきました。これからも、イノベーションの創出を通じ、サステナブルな社会の実現に向けて、LIFEの基盤を支え、 “未来につづく安心”を創造していきます。