2026.06.30

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クウチョウハイパーCH支持間隔基準の変更について
~「温水温度45℃以下」新基準追加によりさらに施工性を向上~

積水化学工業株式会社(代表取締役社長:清水 郁輔、以下「積水化学」)の環境・ライフラインカンパニー(プレジデント:平居 義幸)は、空調用高性能ポリエチレン管「クウチョウハイパーCH」のさらなる施工性の向上のため、新たな検証による支持間隔基準を変更いたします。

クウチョウハイパーCH

背景・経緯

クウチョウハイパーCHは、2015年に積水化学が空調冷温水分野で初めて開発した空調用高性能ポリエチレン管です。発売以降、耐久性・耐食性に優れ、腐食レス・長寿命という特性から、維持管理が容易で、温水温度が60℃以下の商業施設、事務所ビル、工場施設など数多くの施設の冷温水配管として採用されています。2017年には国土交通省の新技術登録情報提供システムNETIS ※1に登録され、災害時に防災拠点となる庁舎など、多くの官公庁施設にも採用されています。
建設業界では、少子高齢化による労働人口の減少を背景に省施工化の重要性が高まる中、クウチョウハイパーCHは軽量(100Aで重量はSGPの約1/3)なことから、施工性の向上に寄与しています。
一方、熱伸縮におけるたわみの観点では、鋼管と比べて支持間隔が短くなる場合があり、さらなる省施工化の実現に向けた課題となっていました。

※1:新技術情報提供システムNETIS:国土交通省が運用している新技術に係る情報を、共有及び提供するためのデータベースです。民間事業者等により開発された有用な新技術を公共工事等において積極的に活用していくためのシステムです。
・新技術名称 :空調配管用高性能ポリエチレン管・継手(クウチョウハイパーCH)
・登録番号  :KK-170023-A

クウチョウハイパーCHの支持間隔新基準について

しかしながら、開発当初に比べ、昨今では、空調用熱源機器の省エネ・高効率なヒートポンプチラー※2の利用拡大により、冷温水の温水温度域が60℃から45℃に低下していることから、この度、新たに45℃での支持間隔の検証を行いました。その結果、支持間隔を拡大しても現行配管と同等のたわみになることが確認できましたので、クウチョウハイパーCHの支持間隔基準の温水温度域を「45℃以下」と「45℃超~60℃」の2区分に分けた基準に変更いたします。

クウチョウハイパーCH 支持間隔/従来基準

温水温度 呼び径(A)
50 65 75 100 125 150 200
60℃以下 1.0m以下 1.0m以下 1.5m以下 2.0m以下 2.0m以下 2.5m以下 3.0m以下

クウチョウハイパーCH 支持間隔/新基準

鋼管同様     従来基準から変更
温水温度 呼び径(A)
50 65 75 100 125 150 200
40℃超~60℃ 1.0m以下 1.0m以下 1.5m以下 2.0m以下 2.0m以下 2.5m以下 3.0m以下
45℃以下 2.0m以下 2.0m以下 2.0m以下 2.0m以下 2.0m以下 2.5m以下 3.0m以下
参考、鋼管及びステンレス鋼管* 2.0m以下 2.0m以下 2.0m以下 2.0m以下 3.0m以下 3.0m以下 3.0m以下

*出典:公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編) 令和7年版/横走り管の吊り及び振れ止め支持間隔

※2:ヒートポンプチラー:電力で熱をくみ上げて移動させる技術により、冷水や温水を生成する機器で、ビル などのセントラル空調の冷温水の熱源機として用いられています。排熱の再利用が可能で、低温の温水を効率よく供給できることから、省エネ・脱炭素の観点で、普及が進んでいます。

本件に関するお問い合わせ

積水化学工業株式会社 環境・ライフラインカンパニー 給排水インフラ事業部

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