PE管・継手の施工

融着施工(スクレープ)について

スクレープをしないと、どのような不具合がありますか?

  • ● 管のスクレープをしない場合、十分な融着強度が得られず、管の抜け、漏水が発生する可能性があります。
  • ● スクレープを実施しても「ムラ」がある場合、スクレープムラの箇所で十分な融着強度が得られず、漏水が発生する可能性があります。

解説

管のスクレープをしないで融着を行った場合、またはスクレープムラがある場合、管表面の酸化被膜が十分に溶融されず、不良の原因となります。
※ スクレープされていない場合、または、スクレープムラがある場合、インジケータが出ても十分な融着強度が得られません。

対策

ポリエチレン管は必ずスクレープしてください!

作業方法

管端のスクレープ
管端のスクレープ
EFサドル使用時のスクレープ
EFサドル使用時のスクレープ
スクレープあり
スクレープあり
スクレープなし
スクレープなし
スクレープあり 継手内側は、スクレープをしない!
継手内側は、スクレープをしない!

スクレープ不良例

スクレープムラ(手カンナ)例

スクレープムラ(手カンナ)例

スクレープムラ(ソケットスクレーパ)例

スクレープムラ(ソケットスクレーパ)例

  • 「スクレープをしなくても融着できる」というのは誤情報です。必ずスクレープを実施してください。
  • 手カンナによるスクレープで削り不足、削りムラは漏水の原因となります。
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