塩ビ管・継手の施工
TS工法【3】
接着剤塗布時の注意(その2)
TS工法で、接着剤を塗りすぎた場合、どのような不具合がありますか?
接着剤を塗りすぎると管・継手に「ソルベントクラック」(ひび割れ)「シワ」「ふくれ」「接着剤による管閉塞」、また竣工後「水道水の異臭味」が発生することがあります。
対策
- ソルベントクラック(ひび割れ)、シワ、ふくれ、管閉塞、水道水異臭を防ぐには接着剤は適量塗布し、接合後速やかに乾燥させることが重要です。
- 接着剤は適量を均一に塗布してください。
- はみ出した接着剤はウエスで拭き取ってください。
- 接着後は、管路端部を開放し、通風を行って充分乾燥させてください。
- 通水は接着剤の乾燥後行ってください。乾燥前に通水すると、接着剤がゼリー状となって固まらず、水道水異臭味の原因となります。