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2018/09/20

埼玉県I市の県営住宅団地の排水設備にエスロン耐火VPパイプ、エスロン耐火プラAD 継手が採用されました。

埼玉県の県営住宅団地の排水設備に「エスロン耐火VPパイプ・耐火DV継手」が採用されました。

物件概要
所在地:埼玉県内
物件規模:鉄筋コンクリート 8階 101戸

埼玉県では県内各所にある小規模団地などを集約し、中核団地として再整備する建替 え事業に着手しています。そのうちの一つの団地の排水管で耐火VPパイプS/耐火プラAD継手が採用されました。

 

 

 

監督員をつとめた埼玉県埼玉県都市整備部のご担当者様は採用の経緯について

「耐火VPパイプに関してはセキスイさんの千葉工場で燃焼実験を見せてもらって、火災が発生した時にコンクリート部を閉塞できることにビックリしました。実際に見て製品の良さは確認したわけです。そして製造工程も見せていただき、これなら大丈夫だ、と確信が持てたので採用しています。他の物件でも使っていて非常に良い製品だと感じています。」

「切断の際に粉塵と騒音が発生し、居住者の方に迷惑をかけてしまう耐火二層管より、建物にとっても耐火VPパイプは良いところが多い。まず軽量なので建物にやさしい。建物はずっと配管を支え続けるので、軽量であることは建物を少しでも長持ちさせるのに有利です。」

「また、コンクリートに空けるスリーブ径を小さくできるし、鉄筋を切断する量を抑えられます。このことも建物の耐震性能を保持するには非常に重要です。おまけに耐火VPパイプだけで防火区画を遮断できます。今回は遮音カバーを巻いてある耐火VPパイプSを使用しています。実際に生活をした際にも、排水の流れるときの振動や音も 抑えますので、安心して入居者の方々に暮らしてもらえます。」

「耐火二層管の場合は二人でないと運べなかったものでも、耐火VPパイプなら一人で運べます。集合管(耐火プラAD継手)の重量も圧倒的に軽いので、運搬も施工も非常にラクに。作業員も高齢化しているので製品の軽量化は重要です。」

おっしゃってくださりました。 


 

 

また現場担当者の方々も

「耐火VPパイプは作業をする側にとっては非常にありがたい管材です。まず施工性がいい。従来の耐火二層管の場合は内管と外管の2回切らなくてはいけないが耐火VPパイプは1回の切断でいいので施工のスピードアップが図れますし、その際にも近隣への騒音や粉塵も気にしなくていいので施工がスムーズに進みます。」

「そして軽量なのがいいですね。耐火二層管では躯体に与える影響も大きいが建物自体の躯体に与える影響も少ないですから。やっぱり永く使っていくに当たっては非常に重要になってきます。私たちの作業を考える上でも工事用エレベーターで上階に運んでいくので重い管だと心配。作業員の高齢化とか関係なく、軽い方がどんな作業でもはかどります。」
とコメント。

耐火VPパイプの有利な点は「狭い空間で勾配の確保をしなければならないので、ユニットバスの下の配管では圧倒的に有利です。耐火二層管だと外管がある分、勾配が とりづらくなってしまう。そういう心配が耐火VPパイプにはありません。」

とのことでした。

 


 

 



※エスロン耐火VPパイプについて詳しくはこちらをご覧ください。

 


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