Enjoy with Balcony

憧れバルコニーをたのしむ

風を感じる親子ヨガ

元気に一日を過ごすためにアウトドアリビングで朝ヨガを

一日を元気にスタートさせるためにまず整えたいのが、身体の「気」のめぐり。インドの古い経典にも「ヨガは日の出、日没に行うのが一番よい」と書かれていて、この時間帯に行うことで身体にエネルギーを満たしたり浄化したりできると言われています。バルコニーにヨガマットを敷いて、きらめく朝日と澄んだ外気に触れて行う朝ヨガを親子で楽しんでみませんか。元気いっぱい過ごすための健康づくりにおすすめです。

 

朝ヨガにおすすめのポーズ

■ ねこのポーズ

四つん這いになり、両手は肩幅、膝は腰幅に開きます。息を吐きながら猫背になっておへそをのぞき込み、次に息を吸いながらおしりを突き出すようにし、首と背中をそらせます。首に痛みを感じる方は、頭が正面を向いたままでOK。背骨付近をほぐすことで身体全体の血行がよくなると言われるポーズです。

■ 押し上げのポーズ

両足の爪先を正面に向け、軽く足を開いて立ちます。胸の前で手指を組み、息を吸いながら手のひらを天井に向けてぐーっと上へ伸ばします。息を吐きながら左右交互にゆっくり倒し、身体のサイドが伸びていることを感じましょう。気持ちを前向きにしてくれるポーズです。

ぐっすり眠るために、親子ヨガで心身をリラックス

ヨガには身体を元気にするだけでなく、落ち着かせてリラックスさせる効果もあります。日が暮れてから親子でのんびりヨガをすることで、緊張した“ONモード”のままになっている脳と身体を“OFFモード”へスムーズに切り替えることができ、疲れやストレスを解放することができます。リラックスすることで寝つきもよくなり、親子の健康にもメリットはたくさん。

夜ヨガは、消化器官や心臓への負担にならないように夕食や入浴の直後を避けて行うようにしましょう。家の明かりを暗くして、間接照明などで空間を演出するとよりリラックス効果が高まります。

 

夜ヨガにおすすめのポーズ

■ ワニのポーズ

膝を立てて仰向けになり、両膝を左側に倒します。左手を右膝の上に置き、右手は横に伸ばします。顔を右に向けて、ゆっくりと呼吸します。逆方向も同じように行います。腰まわりの筋肉をほぐし、気持ちを落ち着かせる効果があるポーズです。背中や腰に痛みを感じる人は控えるようにしましょう。

■ 赤ちゃんのポーズ

膝を立てて仰向けになり、お腹の上で両手を組みます。息を吐きながら太ももを胸に近づけて両手でひざを抱え、息を吸いながらさらに太ももを胸とお腹にぐーっと引きつけます。内臓の働きを刺激することで便秘解消の効果が期待できるポーズです。首、肩、腰などを痛めないよう様子を見ながらゆっくりトライしてみましょう。

親子ヨガをする上で注意したいのは、3つ。1つめは無理をしすぎないこと。「少し痛いけど気持ちいい」くらいの力加減にしておくことが大切です。2つめは、呼吸を止めないこと。ヨガの基本である鼻から吸って鼻から吐く呼吸法を意識しましょう。3つめは、親子で楽しむこと!笑顔でヨガをすることが元気の素になります。

バルコニーをリビングとひとつながりのアウトドアリビングとして使えるようにコーディネートすれば、親子ヨガもいっそう楽しく。グリーンを置いたり、照明を工夫したりして、わが家だけのヨガスタジオを演出してみてはいかがでしょうか。