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1. ポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)の用途別種類一覧

分野種類規格用途最高使用温度最高使用圧力
土木エスロハイパーJWJWWA K 144 / 145埋設配水管用401.0MPa
エスロハイパーAWPWA 005 / 006埋設給水管用401.0MPa
下水道用ポリエチレン管JSWAS K 14圧力・圧送式下水道システム用201.0MPa
ガス用ポリエチレン管JIS K 6774 / 6775ガス配管用200.421MPa
(100Aの場合)
建築設備エスロハイパーAWPWA 001 / 002 / 005 / 006敷地内埋設給水管用401.0MPa
建物給水管用1.0MPa
消火設備配管用1.2MPa
エスロハイパーAWHPPWA 005 / 006高層給水管用401.6MPa
エスロハイパーAW消火管日本消防設備安全センター性能認定取得屋外消火栓設備配管用401.2MPa
エスロハイパーAW高圧消火管日本消防設備安全センター性能認定取得屋外消火栓設備配管用401.6MPa
クウチョウハイパーCHNETIS登録品冷温水配管用601.0MPa
プラントエスロンプラントハイパーBK工業用水・廃液・薬液用配管用201.0MPa

2. ポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)とは

英国のインペリアル・ケミカル・インダストリーズ社(ICI)が有機合成実験中に発見した低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)を出発点として発展を遂げ、様々な分野に使われてきたポリエチレン樹脂を押出成形によってパイプに仕上げたものが、いわゆるポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)です
そのポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)の生産が我が国で始まったのが1953年のことで、現在の水道用ポリエチレン管の日本工業規格(JIS K 6762-1993)には、1種(軟質管)と2種(硬質管)の2種類があり、通常、軟質管には低密度か中密度ポリエチレン(M-DPE)、硬質管には高密度ポリエチレン(HPPE)が用いられています

ポリエチレン管の基礎知識

ポリエチレン素材は耐候性や耐薬品性を有し、その優れた物性は変化する事がありません
そこで管と継手の接合には有機溶剤を用いた接着接合ではなく、EF(エレクトロフュージョン)接合を用います
これは継手内に埋め込まれた電熱線に電流を流すことにより、管表面と継手内面を同時に溶かして融着・接合します。溶けた樹脂は体積が増加し、界面に圧力が生じて管と継手は融着され、完全に一体化します
EF接合を用いる事が出来ない場面ではヒーターを用いて管端部を溶かして接合する、HF(ヒートフュージョン)接合もあります

ポリエチレン管の主な用途

ポリエチレン素材のパイプは、様々な用途で活躍しています
通称"ガスポリ"と呼ばれる、ガス配管用途。続いて"ゲポリ"と呼ばれている下水道(主に圧力管)用途。プラント用の薬液配管にも用いられます
給水用途のPE二層管は"クロポリ"と呼ばれています。そして水道用給配水管用途。"ハイポリ"と呼びたいのですが、口頭では"ハイ"が配か排か区別しにくいので、近年では"アオポリ"と呼ばれるようになっています

3. ポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)の用途別の種類

給水用ポリエチレン管

  1. 錆びることのない高性能ポリエチレンですので赤水の心配がありません。
  2. 腐食性土壌や塩害地域でも腐食の心配がありません。
  3. 電気絶縁性に優れ、鉄道に近い場所でも電食が起きません。
  4. ポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)の可とう性とEF接合により地震に強い一体管路を構築。宮城県北部地震、新潟県中越地震、新潟県中越沖地震、東北地方太平洋沖地震、熊本地震で埋設配管の被害ゼロ。(津波被害を除く)
  5. 信頼のEF接合、軽量・柔軟な管材、保温レス可能により、施工工数の省力化とトータルコスト削減。

積水化学の給水用ポリエチレン管

水道用耐震型高性能ポリエチレン管エスロハイパーAW

エスロハイパーAWは、ISO規格のPE100認定である高密度ポリエチレンを原料とするJIS外形寸法のパイプで、敷地内埋設配管からピット内横引き管、給水立て管から横引き管の全てをポリエチレン管路で仕上げることができます。
また、止水機能があり不断水での分水施工が可能なEFプラグ付サドルを使用することにより給水管と配水管(水道配水用ポリエチレン管エスロハイパーJW)を一体化できます。
特に一巻きするだけの簡単施工で防火区画貫通ができると評判の「エスロン フィブロック」があることもエスロハイパーAWならではの大きな特長で、耐震性、耐食性、施工性に優れたポリエチレン管路をトータルコスト削減のもと構築することができます。

高層給水用エスロハイパーAW HP

エスロハイパーAW HPは、エスロハイパーAWの最高許容圧力1.0MPaに対し、最高許容圧力1.6MPaに対応したパイプで、高層給水などにハイパフォーマンスを発揮します。
色はエスロハイパーよりも明るいスカイブルー色となっており、識別が容易です。
高層建築でもスピーディで確実な施工と地震に強い一体管路が実現します。

エスロハイパーAW被覆付管

エスロハイパーAWを硬質ウレタンフォームで被覆し、スパイラルダクト鋼管またはステンレス管で外面保護したパイプです。
金属管に比べ1/3~1/5と軽量で施工性に優れ、橋梁添架配管に最適です。

水道配水用ポリエチレン管(HPPE)

  1. 耐食性能に優れ、腐食や赤水の心配がありません。
  2. ポリエチレンは食品分野にも広く使用され、水質衛生性にも優れています。
  3. 生曲げにより材料費と施工の手間を削減できます。
  4. 100年以上の寿命を検証。更新基準100年でのアセットマネジメントを提案します。
  5. 水道配水用ポリエチレン管を使用したダウンサイジングで工事費を大幅削減。
  6. 水道配水用ポリエチレン管の可とう性とEF接合により地震に強い一体管路を構築します。

積水化学の水道配水用ポリエチレン管(HPPE)

水道用耐震型高性能ポリエチレン管エスロハイパーJW

我が国初のポリエチレンパイプによる配水ラインを市場投入して以来、ライフラインの耐震化やコスト縮減など、多くの信頼と実績を築いてきた水道配水用高性能ポリエチレン管エスロハイパーJW。その性能が評価されて、水道ビジョン、水道事業ガイドラインにおいても、耐震管材に位置づけられています。
さらに、東日本震災、熊本地震で多くの被害があった給水装置についても、本格的に耐震化が求められる中、積水化学は給水用ポリエチレン管(給水ポリ・エスロハイパーAW)とEFプラグ付サドルを用いた一体管路による耐震・長寿命な水道管路網を提案しています。

水道用保護層付高性能ポリエチレン管エスロハイパーJW UVガード【二層タイプ】

エスロハイパーJWをリサイクルポリエチレンで保護した二層タイプのポリエチレン管です。
紫外線による劣化や外面からの裂傷を防止。橋梁添架などの屋外配管や砕石基礎埋設に最適です。

樹脂製保温被覆付高性能ポリエチレン管エスロハイパーJW 保温付UVガード

エスロハイパーJW UVガードに保温機能を付加した製品です。
従来の被覆付管に比べ保温層の厚みを増やし、寒冷地での施工に最適です。

水道用保護層付高性能ポリエチレン管エスロハイパーJW エコハイパー【三層タイプ】

ポリアミドを中間層に採用し、外層をリサイクルポリエチリンで保護した三層タイプのポリエチレン管です。
土壌汚染地域であっても安全な飲料水を確保します。

水道用被覆付高性能ポリエチレン管エスロハイパーJW 被覆付直管

エスロハイパーJWを硬質ウレタンフォームで被覆し、スパイラルダクト直管(鋼管またはステンレス管)で外面保護したパイプです。
金属管に比べ1/3~1/5と軽量で施工性に優れ、橋梁添架配管に最適です。

クエスチョンポイント

建築用と配水用、同じポリエチレンを使っても大丈夫!?AWとJWの違いって何!?

一般には、建築用のエスロハイパーAW、水道配水用のエスロハイパーJW。どちらも青いポリエチレンです
何が違うのでしょう。建築用のエスロハイパーAWしか持っていない場合に、水道配水用途に用いても良いのでしょうか?

答えは「発注者にご確認ください」となります。エスロハイパーJWは、一般には「水道配水用」に使用されるもので、エスロハイパーAWは、建築用途に多く使用されています
ただし、「水道配水用」としてエスロハイパーAWを本管にご採用いただいている事業体もありますし、近年は水道給水用として公共案件でエスロハイパーAWをご使用いただく事もあります
ただ、それぞれ「外径」の寸法体系が異なります。先ずは下記の表を御覧ください

AWJW違い

同じ呼び径「50」を見た時に、管の外径と内径の寸法が異なる事がわかると思います
(左側がエスロハイパーAW、右側がエスロハイパーJWです)
これは、エスロハイパーAWはPWA規格(JIS外径寸法)、エスロハイパーJWはJWWA/POLITEC規格(ISO外径寸法)のように異なる規格体系から作られている事に起因します。

その為、同じ呼び径「50」のパイプを持って来ても、エスロハイパーAWとJWを「混在」して配管する事は一般的には致しません

ISOとJISを変換できる継手を使用すれば可能ですが、内径の差により流量が異なりますしコストも掛かりますので「現場の仕様に合わせた」適切な規格のパイプをご使用ください
尚、建築用のエスロハイパーAWは小口径の20から200までを品揃え。水道配水用のエスロハイパーJWは大口径である50から300まで品揃えしています。

下水道用ポリエチレン管

  1. 最大許容水圧は1.20MPa、汚水・汚泥圧送用途の圧力管として使用できます。
  2. 管内部にスケールが付着しづらく、管閉塞のトラブルや清掃に要する手間を低減できます。
  3. 耐食性に優れ、下水中で発生する硫化水素や、化学的・電気的反応により侵されません。
  4. バット接合やEF接合により水密性の万全な一体管路を構築できます。
  5. 軽量で持ち運びも簡単、スピーディ施工に貢献します。
  6. 圧送管に求められる耐摩耗性にも優れ、長期間の使用に耐えられます。

積水化学の下水道用ポリエチレン管

プレーンエンド直管(日本下水道協会規格品 JSWAS K-14)

積水化学の下水道用ポリエチレン管は、耐震性、可とう性、耐食性、耐摩耗性に優れているため、圧力式、圧送式、真空式及び急傾斜式等のあらゆる下水道システム管路に使用されています。
特にポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)ならではの柔軟性と接合部のEF接合及びバット接合により管路を一体化することができ、高い耐震性を発揮します。さらに耐食性を活かして下水道処理施設内の管路にも使用されています。
また、PE100認定の第三世代ポリエチレン採用により耐久性が飛躍的に向上。このPE100 と肉厚設計SDR13.6(外径÷肉厚= 13.6)を組み合わせることにより、最高許容圧力1.2MPaで50年以上の耐久性を実現しました。

EF片受け直管(日本下水道協会規格品 JSWAS K-14)

プレーンエンド直管とEF受口を組み合わせたタイプです。これにより、スクレープ作業や清掃作業など、接合作業の簡便化が図れます。

屋外配管用エスロンPEパイプS UVガード

エスロンPEパイプSをリサイクルポリエチレンで保護した二層タイプのポリエチレン管です。紫外線による劣化や外面からの裂傷を防止。橋梁添架などの屋外配管や砕石基礎埋設に最適です。

屋外配管用被覆付ポリエチレン管

エスロンPEパイプSを硬質ウレタンフォームで被覆し、スパイラルダクト直管(鋼管またはステンレス管)で外面保護したタイプです。金属管に比べ1/3 ~1/5と軽量で施工性に優れ、橋梁添架配管に最適です。

空調配管用ポリエチレン管

  1. ポリエチレン管は錆びることがなく、経年劣化による内面の腐食と漏水の心配がありません。
  2. 軽量でスピーディーな施工が可能。(100Aで重量はSGPの約1/3)
  3. 管と継手の接合は信頼性の高いEF接合です。(ねじ切りや溶接の作業が不要)

積水化学の空調配管用ポリエチレン管

空調配管用高性能ポリエチレン管クウチョウハイパーCH

クウチョウハイパーCHの管・継手は、60℃に対応する特殊高性能ポリエチレンと低伸縮のガラス繊維複合高密度ポリエチレン、酸素透過を抑制するバリア層で構成されており、冷温水用途に最適のポリエチレン管です。
耐久性・耐食性に優れ、腐食や漏水の心配がなく、軽量でスピーディな施工が可能です。
また、熱膨張性耐火シート フィブロックの使用(保温材の上から巻きつけるだけの簡単施工)で防火区画貫通が可能になりました。
冷温水枝管のスーパーエスロメタックスFCや冷却水管のエスロハイパーAWなどと組み合わせることでオールプラスチックの一体化管路を構築できます。

消火設備配管用ポリエチレン管

  1. ポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)の柔軟性とEF接合により地震に強い一体管路を構築します。
  2. 酸性、アルカリ性土壌に強く、電食の心配もありません。
  3. 軽量で取り扱いやすく、施工効率がアップします。

積水化学の消火設備配管用ポリエチレン管

消火設備配管用エスロハイパーAW 消火管・継手

エスロハイパーAW 消火管・継手(日本消防設備安全センター性能認定品)は、最高使用圧力1.2MPaの条件下で、工場敷地内や屋外大型駐車場、マンションなどの屋外埋設消火栓設備配管をはじめ、屋内消火配管埋設用途、湿式スプリンクラー配管埋設用途、湿式泡消火設備埋設用途(消火剤混合装置の一次側で水配管に限る)、湿式水噴霧配管埋設用途に使用できます。
※防火区画貫通箇所や火災時に熱の影響を受ける恐れのある場所では使用できません。
尚、表記について"消化管"と間違えやすいのでご注意ください

エスロハイパーAW 高圧消火管・継手

消火設備配管用エスロハイパーAW 高圧消火管・継手は、最高使用圧力1.6MPa認定を取得した消火設備埋設配管用のポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)で、誤施工防止のためパイプの外面に赤い線、継手に赤ラベルを施しています。

エスロハイパーAW消火管 サクション管

消火水槽の揚水配管に最適なエスロハイパーAW消火管サクション管は、樹脂(ポリエチレン)管なので、水中でも気液界面でも錆びの不安はありません。加えて耐久性に優れますのでフート弁荷重、ポンプ稼働時の振動、負圧に対して十分な性能を有します。ご指定長さで両端にルーズフランジ付きで納品。現場でのEF融着不要でフランジ接続のみ。施工時間の短縮にも貢献します。

プラント配管用ポリエチレン管

  1. 高性能耐震型ポリエチレン(PE100)の採用により、優れた耐震性を発揮します。
  2. 酸、アルカリ、溶剤等に対して、耐薬品性に優れています。
  3. 高耐候性仕様(黒色)により屋外配管が可能です。
  4. EF接合、バット接合により、パイプと継手が一体化します。
  5. 配管内の水が凍結した場合でも管の柔軟性により破損が生じることはほとんどありません。

積水化学のプラント配管用ポリエチレン管

プラント用耐震型高性能ポリエチレン管エスロンプラントハイパーBK

エスロンプラントハイパーBKは、屋外配管が可能な工業用水、廃液、薬液用配管にも使用可能なパイプです。

金属強化ポリエチレン管

  1. 電気化学的腐食や水質による腐食に対して優れた耐食性を発揮。青水や赤水の発生がありません。
  2. アルミ層があるため、酸素透過はありません。
  3. 柔軟で自在な曲げ配管。さらに曲げ形状を保持します。
  4. 長尺で柔軟なため、継手が不要でシンプルな配管ができます。

積水化学の金属強化ポリエチレン管

金属強化ポリエチレン管スーパーエスロメタックス

スーパーエスロメタックスは、プラスチックと金属管のメリットを併せ持った管材で、内層には高耐熱ポリエチレン樹脂、外層には高密度ポリエチレンを採用していますので腐食の心配がなく、アルミ補強層により施工時に管の曲げ加工(呼び径10~25まで曲げ配管可能)を行った形状を保持することができます。
このため床上で配管形状に曲げ加工でき、その形状を保持。施工時の位置決めや、冷温水本管とFCUの接続がスピーディに行えます。
また、配管経路の調整も管の可とう性で容易に対応できます。
耐熱・耐食・施工性に優れ長期にわたって安心してご使用いただけます。

金属強化ポリエチレン管スーパーエスロメタックスFC

保温材付のスーパーエスロメタックスFCなら、配管後の保温作業が不要。スピーディな施工で優れた保温・防露効果を発揮します。
さらに品揃えは長尺管(巻き物)と直管の二種類があり、使用箇所に応じた管を使用すれば切断の手間も不要です。※継手部は別途保温工事が必要です。

架橋ポリエチレン管

  1. 給湯用には、最高使用温度95℃以下で長期間にわたって安定して使用できます
  2. 耐食性に優れ水質に悪影響を及ぼさない、衛生的なパイプです
  3. 内面の表面状態は非常に平滑で、摩擦抵抗が小さく、スケールの付着もほとんどありません
  4. 長尺で軽量ですから、施工のスピードアップがはかれ、省力化に対応できて経済的です

積水化学の架橋ポリエチレン管

架橋ポリエチレン管 エスロペックス

エスロペックスは最小曲げ半径150mm(呼び径13の場合)と柔軟性に富んでおり、継手なしで曲げ配管ができるため施工が早く簡単です。内面の表面状態は非常に平滑で、摩擦抵抗が小さく、スケールの付着もほとんどありません。また、長尺で軽量ですから、施工のスピードアップがはかれ、省力化に対応できて経済的です。
エスロペックスシリーズには、外傷防止の被覆をつけた「エスロペックスCV」と、保温材を巻いた「保温付エスロペックス」。直線状への曲げ伸ばし荷重が従来品より3割低減した「ラクのびペックスCV」をラインアップしています。

ガス用ポリエチレン管

  1. ポリエチレンは化学的に安定な材料で、電気絶縁性が非常に高く、土中に直接埋設しても腐食や電食の心配がありません。
  2. 中密度ポリエチレンは可とう性に優れ、通常の地盤沈下や地震による地盤変動に対しても、従来の導管材料よりはるかに優れた特性を有しています。
  3. ポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)は軽量で取り扱いが容易であり、スクイズオフ工法により迅速なガス遮断もできます。
  4. 防食工事不要、工期短縮など、ポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)は総合的にみて経済的な材料といえます。

積水化学のガス用ポリエチレン管

エスロン ガス用ポリエチレン管

私達が生活する上で無くてはならない燃料である天然ガス(LNG)や液化石油ガス(LPG)用の配管材として普及。現在では、新設配管・更新配管での埋設ガス配管はポリエチレン管が主流となっています。
エスロンガス用ポリエチレン管は、耐震性、耐久性はもとより、昨今の施工環境に配慮し、操作が簡単で信頼性の高いEF(エレクトロフュージョン)継手を開発・拡充。製品の品揃えが充実しています。
さらに積水化学では、ポリエチレン管で配管される場合のガス導管網解析(最適配管設計)システムや開削工法が適応できない工事での、非開削(推進)工法等も提案しています。

4. 広がりつつある給水配水一体化 採用事例

阪神淡路大震災以降すべての大地震において、サドルや枝管に至るまで「地震動による被害はゼロ」の「ガス用ポリエチレン管」。 同じ分岐構造をもつ「ポリエチレン管路による配水・給水管路の一体化」は、今後の水道管路網のスタンダードとなっていきます。


給水用ポリエチレン管

給水配水一体化事例写真集 下のバナーからダウンロードいただけます

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5. ポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)と鋼管の比較

重さ

水道配水用ポリエチレン管(エスロハイパーJW)のプレーンエンド直管の重量は4mで4.32kg
対して当社の塩ビライニング鋼管4mの重量は22.64kgと、約5倍もの差があります
※ライニング鋼管の質量は鋼管の比重を7.85、塩ビ管の比重を1.43として算出した参考質量で規格の一部ではありません。

接合方法

いずれも接着剤は使用しないのは共通しています
ポリエチレン管は電気融着(EF接合)。
鋼管は管端にねじ切り加工を施し継手をねじ込みます。その際に防食用のシール材等を用いる事もあります

クエスチョンポイント

ライニング鋼管とポリエチレン管、どっちにしよう!?

鋼管とポリエチレン管

ライニング鋼管は頑張っても曲がりません。強いです。
また、管自体が不燃材料ですので防火区画の貫通も可能です
(スリーブと配管の隙間はモルタル等で穴埋します。詳しくは所轄消防署に問い合わせが必要です)
鋼管の機械的強度と、硬質塩化ビニル管の優れた耐食性を兼ね備えていますが、重く、外面に腐食の心配が残ります

対してポリエチレン管(ポリエチレンパイプ)は、柔らかく、軽いのでPS内から管の挿入も出来き、施工性に優れます。 ただ可燃性の為、防火区画貫通時にはエスロンフィブロック等で防火処理が必要になります

写真1
あなただけのエスロンタイムズMYエスロン登録3分