総務省消防庁より連結散水設備、連結送水管での樹脂管使用等について
<令和2年消防予第14号>通知 →樹脂管が使用可能であることを明記
用途屋内外消火栓、湿式スプリンクラー等
配管AW消火管(1.2MPa)
用途屋内外消火栓、湿式スプリンクラー等
配管AW消火管(1.2MPa)
用途サクション管
配管サクション管専用 加工品
用途採水管
配管東京消防庁は認定品でなくとも使用可能
酸性、アルカリ性土壌でもOK
電食の心配もありません
軽量なため取り扱いやすく
施工効率がアップします
高性能ポリエチレン管の高い柔軟性と
EF接合にて地震に強い一体管路です
Q01流量について
A01
呼び径 | SGP-VS | AW消火管(1.2MPa) | STPG-VS | AW高圧消火(1.6MPa) |
---|---|---|---|---|
100A | 105.3 | 91.9 | 102.3 | 86.1 |
125A | 130.8 | 112.9 | 126.6 | - |
150A | 155.2 | 133.3 | 151.0 | 124.7 |
摩擦損失水頭表(係数含む)をご用意しています。
流量計算をお願い致します!
Q02ピット内の使用について
A02
<前提>
・一般建物のピット内でのPE管の使用可否は触れられていない
・耐熱試験に合格しない樹脂管は、火災時に熱の影響を受けないように設置する必要がある
<結論>
・対象のピットが火災時に熱の影響を受ける箇所に該当するかは所轄消防との協議が必要
<判断材料>
・スプリンクラーは、ロックウール等での防護で使用を認める通知あり
・連結送水管は、消防庁通知によれば要件に埋設部と明記あり
・危険物施設において、樹脂管をピット部に設置する場合耐火性能のある蓋を使用すると明記あり(※消防庁通知 令和元年 消防危第119号)
Q03連送乾式の使用について
A03
認定書には以下のように書かれていますが・・・
11 適 用 消 火 設 備 |
屋内消火栓設備 | 該当 非該当 | |
---|---|---|---|
屋外消火栓設備 | 該当 非該当 | ||
スプリンクラー設備 | 湿式 | 該当 非該当 | |
乾式 | 該当 非該当 | ||
一斉開閉弁の二次側 | 該当 非該当 | ||
水噴霧消火設備 | 湿式 | 該当 非該当 | |
乾式 | 該当 非該当 | ||
泡消火設備 (但し、消火剤混合装置の一次側で水配管に限る) |
湿式 | 該当 非該当 | |
乾式 | 該当 非該当 |
天井等に設置されるスプリンクラー設備等に関しては火災時に熱等の影響を受ける恐れがあるため軽易耐熱性試験等、耐熱性試験が必要となります。
また、耐熱性試験の条件は、湿式・乾式で異なります
Q04他管種との接続について
A04
G形フランジで接続
※STPGの場合は絶縁ボルトを使用すること
G形フランジで接続
※STPGの場合は絶縁ボルトを使用すること
Q05連結送水管の圧力試験
A05
<水圧試験方法(例)> 1.6MPaの1.5倍=2.4MPaと設定した場合の試験例です
水圧試験 | 再試験 | ||||
---|---|---|---|---|---|
初期水圧 | 1時間後水圧 | 判定 | 再加圧水圧 | 1時間後水圧 | 判定 |
2.4MPa | 1.44MPa以上 ※60%で合格 |
合格 | 2.4MPa | 1.68MPa以上 | 合格 |
1.44MPa未満 | 不合格 | 1.68MPa未満 | 不合格 |
採用事例1
・某防災SC様にて樹脂管を仕様可(仕様書作成)
・外構埋設部にて、配管の軽量が好評
・地上部付近は、消火栓自立のため金属管に変換
採用事例2
・地上のゆったりスペースで確実な施工
・軽量な特徴を生かして、複数本の配管も男性3人で楽々運搬
・埋設部分では最小限の融着箇所にとどめることで施工品質UP!
採用事例3
・建物導入部までAW消火管を使用することで埋設部腐食レス実現
・連結散水設備では耐圧1.2MPaのAW消火管を用いコストカット
・ピット内に突き出た箇所で他管種に変換
採用事例4
・担当SC様の意向でPE管へ仕様変更
・軽量がゆえに躯体側面への固定が容易に
・材料費だけでなく軽量樹脂管を用いることで施工費も削減へ
採用事例5
・従来配管(金属管)ではねじ切り、ねじ込みをするスペース確保困難
・軽量なAWを採用することで取り回しが楽に
・接続は融着機のボタンを一回押すだけ、狭いスペースでも楽々配管
「鉄管は古いかも?」
「もっと詳しく話を聞きたいな」
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