千葉県柏市の下水道事業が、7月19日（金）、総務省が選定する「優良地方公営企業」として、総務大臣から表彰されました。
これは、経営の健全性が確保されていることとともに、他の地方公営企業の模範となる取り組みを進めている地方公営企業を対象とするもので、2019年度分の優良地方公営企業として、香川県広域水道企業団、熊本県荒尾市水道事業とともに選定されました。
　
柏市は下水道管路施設の維持管理や改築に関する業務、ストックマネジメント計画関連業務などの複数業務をパッケージした予防保全型の包括的民間委託業務を、2018年10月より実施しており、事業者として積水化学工業株式会社（代表取締役社長：高下貞二）の環境・ライフラインカンパニー（プレジデント：平居義幸）を代表企業とする7者の共同企業体を選定しています。
　
同市の下水道事業が、ストックマネジメント計画を導入し、従来の「事後保全的な維持活動」から「予防保全型の維持管理」に取り組んでいること、加えて全国初となる下水道管路の調査・点検などと改築工事を主眼に置いた包括的民間委託を導入している点などが認められ、この度の表彰となりました。
　
　

【事業の概要】

業務名　：柏市公共下水道管路施設包括的予防保全型維持管理業務
実施場所：柏市内全域
実施期間：平成30年10月1日～平成34（令和4）年9月30日（4ヵ年）
業務内容：1.計画的維持管理業務
　　　　　2.計画的改築業務
　　　　　3.ストックマネジメント実施計画関連業務
　　　　　4.統括管理業務
　　　　　5.地域貢献等企画提案に基づく業務
実施者　：柏市公共下水道管路施設包括的予防保全型維持管理業務共同企業体
共同企業体構成者：積水化学工業株式会社、柏管更生有限責任事業組合、松戸環境整備事業協同組合、管清工業株式会社、株式会社東京設計事務所、パシフィックコンサルタンツ株式会社、株式会社奥村組、株式会社清流メンテナンス の8者

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柏市ホームページ（2019年7月24日)