新着情報

青ポリ給水管は公的な呼称が決定!「水道給水用ポリエチレン管」

公益財団法人給水工事技術振興財団は、平成30年12月の水道法改正を契機として、旧版の「改訂給水装置工事技術指針(三刷)」の内容を、給水装置工事にかかわる法改正の内容と最新の技術情報を反映するなど、全面的に改訂しました。
本書は、これから給水装置工事を学ぼうとする方、給水装置工事主任技術者や水道事業に従事する技術職員並びに給水管や給水用具メーカーの方々が必携する専門技術書として重宝するものです。
眞柄理事長の冒頭の「発刊にあたり」には、「水道法の改正に伴い、水道事業の在り方が大きく変わろうとしているばかりでなく、IoT を含め新しい技術や新素材が給水装置を含め、多様な水道分野で活用されるようになっている。水道が、これからも国民の豊かな生活を支える公衆衛生の維持に関わることができるように、本書が水道界で広く活用されることを願っている。」とあります。
私たちも、新技術により水道分野に貢献をしていく立場に御座います。今回、弊社が推進しております「給水装置の耐震化・長寿命化」に関する技術では、以下の追加がみられます。

①3章の「給水管及び継手」に、「水道給水用ポリエチレン管」が追加されました!

従来の「耐衝撃性硬質塩化ビニル管」や「水道用ポリエチレン二層管」などと同格の項目として、「水道給水用ポリエチレン管」が新規で追加されました。高密度ポリエチレン樹脂(PE100)を主材料とした管で、以下の特長が紹介されています。

  • ・耐久性、耐食性、衛生的に優れる。
  • ・軽量で取扱いが容易である。
  • ・現場での手曲げ配管も可能であり、長尺物では少ない継手で施工できる。
  • ・管の柔軟性に加え、災害現場や泥濘地においても施工可能なメカニカル継手がある。
  • ・電気融着等により管と継手が一体化し、地震、地盤変動等に適応できる。

また、継手部は、EF 継手、金属継手、メカニカル継手の3種類が紹介されています。「水道用ポリエチレン二層管」にも、EF接続 が新規で紹介されており、従来のポリエチレン管においても融着の技術が活用できることが紹介されています。

②「サドル分水栓」に「分水EFサドル(止水タイプ)」が追加されました!

従来の分水EFサドルは、分水EFサドル(カッター内蔵タイプ)と表記され、新たに「分水EFサドル(止水タイプ)」が追加されています。これは弊社製品では「EFプラグ付サドル」に相当するもので、①とセットで「給水装置のオール樹脂化」、融着による一体構造管路による耐震性と長寿命性を実現に向け、弊社が取り組んでいる製品群が図解入りで示されています。なお、5章では、サドルの施工についても絵入りで紹介されています。ぜひ、ご確認いただけますと幸いです。


エスロハイパーJWページへ
エスロハイパーAWページへ
エスロハイパーJW・AW特設ページ

※ご利用には会員登録が必要です。

この情報は参考になりましたか?

» 一覧へ戻る

  • メールでのお問い合わせ
  • 積水化学のSDGsとサステナビリティ貢献製品
  • NETIS
あなただけのエスロンタイムズMYエスロン登録3分