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  • 共用部 排水

2012/02/02

マンションの共用部排水立て管更新工事にラセンDVLP、ADスリム継手が使用されました。


 物件概要

所在地  :千葉県内

物件規模 :地上7階(SRC造) 70戸  

築年数  :27年

排水方式:単管式排水システム 


 このマンションでは、長期修繕計画に従い、共用部排水管の更新工事が実施されました。

 ・汚水・雑排水系統の改修工事状況

  配管材料には、「塩ビコーティング鋼管、集合継手」が使用されておりました。現在、この継手は製造されておらず、

  この継手に対応した「ADスリム継手(2段タイプ)」で更新工事を実施しました。

                    

   改修前の状況(ソベント継手、アルファ鋼管)                     改修工事状況(ADスリム継手※)     

  ※仮復旧状態(翌日、上階の更新工事時に立て管はDVLPで本格復旧されました)

 


台所系統の改修工事状況

 ラセンDVLP、ADミニ継手を使用し、台所系統の改修工事を実施しました。

                                                                 

   

  台所系統の改修工事状況(立て管:ラセンDVLP)        立て管合流部(ADミニ継手使用)

  今回使用した、配管材料、継手の特長は以下の通りです。排水管改修をご検討されている皆様のお役に立てば幸いです。

  ラセンDVLPの特長

 1.内層塩ビ管内面にラセン状にリブを設けることにより、高い排水性能を実現しました。

 

  ラセンDVLP内面の状態

 2.ラセンDVLPとADスリム継手(ADミニ継手)を組み合わせることにより、従来100Aでしか対応できなかった

   排水ラインを80Aで対応することが可能となりました。 これにより、専有部内でのハツリ工事を低減すること

   が可能となり、住民様の負担低減に寄与します。  

  ラセンDVLP+ADスリム継手 ラセンDVLP+ADミニ継手
80A 5.5ℓ/秒 4.5ℓ/秒
100A※ 6.0ℓ/秒

 ※100A:DVLP+ADスリム継手組合せ時の排水性能

ADスリム継手の特長 

1.継手内面に設けた旋回羽根によって、排水に旋回力を与え、排水立て管を流下します。 

 2.ADスリム継手の合流部は、大きな空間を有しており、各住戸からの排水はスムーズに合流します。  

 

ADスリム継手  

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