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積水化学がミズノと国内スポーツ施設に関する業務提携を締結したことを受け、今後の事業展開などに関する共同記者発表会を6月8日(月)にザ・キャピトルホテル東急(東京都千代田区)で開催しました。
一般紙、業界紙、通信社など55名の報道関係者に、当社が有する水廻り防災技術と、ミズノが有するスポーツ施設関連技術・運営ノウハウを融合することで、地域防災に貢献できるスポーツ施設の提案や新規の技術開発などを進めていくことを発表しました。また、第一弾として2015年度内に発売する予定の陸上競技場トラック等の表面材を冷やす「スポーツサーフェイス冷却システム」の概要を紹介しました。

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業務提携について説明した 積水化学工業株式会社 環境・ライフラインカンパニープレジデント 久保 肇 は、これからのスポーツ施設には避難所になり得る高い防災機能が求められること、とりわけ公共スポーツ施設においては運営面においても民間ノウハウ導入の必要性が高まっていることなどから、今回の業務提携の社会的意義の大きさを強調。「安全で快適な多機能型のスポーツ施設を提案していきたい」と意気込みを語りました。
一方「スポーツサーフェイス冷却システム」について説明したミズノ株式会社 樋口良司取締役は、タイ国内で実施した自然環境下での検証実験において、従来品では60℃であった表面温度を40℃近くまで冷却できたと説明。2015年度内の発売に向け、順調に開発が進んでいることをアピールしました。

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質疑応答では、提携効果に関する質問が寄せられました。これに対し、樋口取締役は「スポーツ施設の新設・改修とスポーツサーフェイス冷却システムで、5年後に10~20億円の売り上げを目指したい」と意気込みを述べました。
会場では「スポーツサーフェイス冷却システム」付き陸上競技場トラック表面材と従来品の違いを体感できるデモ機の展示も行いました。報道関係者の方々は発表会終了後、2つの表面材に交互に手を触れてうなずいたり、「確かにこちら(冷却システム付き)は熱くないですね」などと話していました。

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(参考)2015年6月8日付プレスリリース
積水化学とミズノが国内スポーツ施設に関する業務提携で合意

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