京都山科の分譲マンション(RC造、地上11階、住戸52、店舗1)で給水管更新工事に「建物給水管用エスロハイパーAW」による給水管更新工事が行われました。
管理会社のご担当者様のお話では「同マンションは築26年を経過しており、設備の劣化診断を実施したところ、給水管に劣化および錆などによる管の閉塞が見られ、赤水の発生や漏水、また給水装置に悪影響を及ぼす恐れがあることがわかった事から、設備劣化診断結果を踏まえ、インフラ改修整備を優先実施した。」とのことでした。
給水管更新工事にエスロハイパーAWを採用したことについては「これまでコスト高のイメージがあって詳細な検討をするまでには至っていなかったのだが、同マンションの給水設備改修工事を行うのにあたって設備工事会社からエスロハイパーAWを採用してはとの提案があった。その提案に基づいて検討した結果、エスロハイパーAWなら当該地区では保温が不要であることが最終的な決め手となり、管理組合の方々にエスロハイパーAWでの改修工事を勧めさせていただいた」
「保温がいらないエスロハイパーAWなら、保温帯(亀甲金網)の施工性の悪さ、汚さが解消できるとともに工期短縮を期待しての採用だったが、実際に施工してみるとコスト面でも最もコストの安い塩ビ管に亀甲金網保温工と比べて余り変わらない。防火区画貫通部に使用したフィブロックの施工性も良く、これからもエスロハイパーAWを使ってみたいと思っている」とエスロハイパーAWやフィブロックの施工性、経済性を高く評価して頂きました。
施工後の評判は?と重ねてお聞きすると、「マンション住民の方々から、パイプが綺麗で清潔感がある、水が美味しく感じると喜ばれている」とのこと。 まさかエスロハイパーAWで水の味が変わるわけはありませんが、更新工事によって既設管の錆などが一掃され、パイプの印象が良いことが相乗効果をもたらしているとすれば、パイプメーカーとしても嬉しい話です。
設備工事会社のご担当者様からは 「呼び径75mm以上の埋設管などでポリエチレン管を使用しており、かねてからエスロハイパーAWの存在を知っていたので、耐久性・耐食性、耐震性、保温不要の三つをキーワードとして採用を勧めさせていただいた」とのこと。
このマンションの給水管更新工事で高い評価を頂いたエスロハイパーAWは、独立行政法人都市再生機構と建築設備用ポリエチレンパイプシステム研究会との共同研究により様々な実験実証を重ねて開発した製品です。 敷地内埋設配管からピット内横引き管、給水立て管、メーター部まで高い信頼性を有するオール樹脂管路を構築することができ、1970年頃から使われてきた塩ビライニング鋼管の次なる世代の担い手としての期待が寄せられ、各地で需要拡大中の建物給水管です。また、エスロハイパーAWそのものの断熱性によって保温材が不要になる地域では、全体としてのコスト低減につながることが期待できます。
セキスイ熱膨張耐火材「フィブロック」(国交省認定・消防安全センター評定取得)は、エスロハイパーAWに一周巻き付けるだけでの防火区画貫通を可能にしました。 なお、フィブロックについては、使用する管材により、さや管用、塩ビ管用、保温付スーパーエスロメタックス用など各種製品を品揃えしています。(詳しくはフィブロックのページをご覧下さい)
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