
下水道用 エスロン RCP
<日本下水道協会規格 JSWAS K-2> 下水道用強化プラスチック複合管
国家百年の大計が必要といわれている下水道建設事業。いま、下水道建設事業の進捗、供用区域の拡大につれ、関係者の間で『維持管理の問題』が大きくクローズアップされてきました。すなわち、硫化水素による管腐食問題と雨水・地下水などいわゆる”不明浸入水”の流入による、処理場のオーバーフローという問題です。この問題に対し『エスロンRCP』は水密性がよく、強度に優れ、工期の短縮ができ、耐久力のある 撓性管で供用開始後の『維持管理』を深く配慮して設計した強化プラスチック複合管です。
適用呼び径
エスロンRCPは呼び径φ200・250・φ500~φ2600の下水道本管に使用いただけます。
外圧性能
外圧試験の結果、エスロンRCP外圧1種の20cmたわみの外圧は、コンクリート管(外圧2種)のひび割れ荷重に対して約2.2倍、RCP外圧2種の場合は約1.5倍もの値を実証しています。

耐酸性(pH0相当の厳しい環境下でも対応可能!)
下水道用RCPは、下水管内の厳しい環境にも対応。JIS法(JIS K 7034・JIS K 7020)により評価・推定した結果、管が施工された状態で0.5mol/l(pH0相当)の硫酸に曝された場合でも50年以上問題が生じない事が確認されています。



耐震性(レベル2地震動に耐え、不明浸入水を防ぐゴム輪接合!)
管自体の優れた可とう性に加え管体継手部は伸縮・可とう性に優れたゴム輪接合を採用。軟弱地盤による地盤変動に順応します。さらに地盤の液状化対策に有効な砕石基礎も使用でき下水道施設の耐震対策に大きく貢献します。

水理性(滑らかな内面で水理性抜群!口径のダウンサイズを実現!
管内面が非常に滑らかなので粗度係数が小さく、コンクリート管と比較して、同一流量・勾配で口径を1サイズ小さくする事が可能です。『1.同一勾配でコンクリート管と比較して、約1.3倍の流量を得る事ができます。』『2.同一勾配に於いてRCPは、コンクリート管に対して管内径を小さくする事ができます。』『3.同一流量に於いてRCPは、コンクリート管の管路勾配の約60%で設計できます。』

水密性(不明侵入水を防ぐ安定した水密性!)
管の継手部に止水性に優れたゴム輪を用いて、地下水の侵入や漏水を防ぎます。また、許容曲げ角度も大きく軟弱地盤等の悪条件下でも優れた水密性能を発揮します。管体を接合し、許容曲げ角度に曲げた後、管内に0.2MPa水圧を負荷した結果、異常はなく優れた水密性を示しています。

耐摩耗性
管内面は耐摩耗性に優れたFRP層で構成されているので汚水の汚泥においても、長期にわたって安定した機能を維持する事ができます。


施工性(軽量のため取扱いが容易で工事がよりスピーディーに!)
管体の質量は、1m当りコンクリート管の約1/5、1本当りコンクリート管の約1/3と軽量ですので、運搬や取扱いが容易で砂基礎や砕石基礎を用いるため、コンクリート基礎よりも早く工事が行えます。



