建物用耐火性硬質ポリ塩化ビニル管・継手 耐火VPパイプ・耐火DV継手

耐火VPパイプ・耐火DV継手の製品概要

耐火VPパイプは、三層構造の塩ビ管で、内外面の硬質ポリ塩化ビニル層と、高温になると大きく膨張し断熱・耐火層を形成する特殊配合の中間層からなる、業界初の耐火性プラスチック管です。
パイプ同士をつなぐ耐火DV継手にも独自の燃焼遅延配合を採用しています。
建築物の防火区画の貫通部分に耐火VPパイプと耐火DV継手を組み合わせて使用することにより、耐火被覆処理などを施さなくてもプラスチック管のみで火災時の延焼を防ぐ画期的な塩ビ管材です。



テクノロジー

基本仕様

管、継手の規格

管の規格
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継手の品揃え

継手の品揃え
性能 事務所ビル、商業ビル、ホテルなどの排水・通気・雨水管路で使用可能。
国土交通大臣認定および(財)日本消防設備安全センター性能評定(共住区画・令8区画)を取得しています。
これまでプラスチック管を建築物の防火区画貫通用に使用する場合、貫通部分を耐火被覆するなどの処理が必要でした。耐火VPパイプ・耐火DV継手は、プラスチック製でありながら耐火性能を持つためその処理の必要がなく、初めてプラスチック管のみで区画貫通を可能にしました。

耐火VPパイプ・耐火DV継手
●集合継手と組み合わせてのご使用はできませんので、ご注意ください。
●換気・ダクト類用途にはご使用できません。
特長 認定書はこちらからダウンロードできます >>


管は硬質ポリ塩化ビニル管(VP管)JIS K6741、継手は排水用硬質ポリ塩化ビニル管継手(DV継手)JIS K6739と寸法・性能が同等。軽量で施工が容易。耐食性能や耐薬品性能など従来の塩ビ管の優れた特長も維持し、排水・通気管として十分な性能を保有します。

性能
特長
現在、国内の建物排水・通気用配管には、 鋳鉄管などの鋼管や、塩ビ管をモルタル被覆した耐火二層管などが使われておりますが、 耐火VPパイプ・耐火DV継手は、耐火被覆を必要とせずプラスチック管のみで耐火性能が発揮できるため、主に次の5つの点において使用メリットがあります。

1.優れた施工性
 1)施工時間の短縮(エスロンVP管と取り扱いは同じ)
 2)目地埋め処理が不要
 3)軽量(耐火二層管対比 約1/2)
2.設計面における優位性
 1)貫通径が小さく、躯体構造強度に有利
 2)改修工事に最適(既存スリーブ活用可)
3.良好な施工環境
 1)無機物端材ゼロ
 2)粉塵微量
4.高い耐久性
 1)塩ビ管と同等の耐久性
 2)オールプラスチックでサビなし
5.材料費、施工費でのコストダウン
  事務所ビルの排水系統、通気系統を想定した他管種との
  経済比較(当社試算)を以下に示します。


特長
※試算条件
材料費は建設物価(2007年8月)による
工事費は国交省公共建築工事積算基準および管工事標準工費積算資料による
施工

配管例

配管例

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標準施工法

耐火VPパイプ・耐火DV継手 切断箇所は正しく寸法を出し、マジックインキ等で管軸に直角に切断線を記入し塩ビ用ノコギリを用いて切断します。

耐火VPパイプ・耐火DV継手
管が変形したものやすり傷のついたものは切り除いてください。
耐火VPパイプ・耐火DV継手 管差口は、やすりなどを用いて内外面全周にわたり糸面取りをおこないます。面取りをしないと継手受口部の接着剤を削りとってしまい、抜けの原因となることがあります。
耐火VPパイプ・耐火DV継手 受口長さ(L)と同じ長さの挿入標線を記入してください。
その後、継手受口内面と管差口外面を乾いたウエスできれいに拭いてください。
耐火VPパイプ・耐火DV継手 管種に合った専用の接着剤を使用して、継手の内面、管の外面の順に適量を均一に塗布してください。

耐火VPパイプ・耐火DV継手
継手内面は、薄く全面に塗布してください。

[ご使用いただける接着剤]
エスロン接着剤 No.73、75、ブルー、No.80、83ホワイト
耐火VPパイプ・耐火DV継手 継手受口と管差口の軸を合わせ、速やかに標線の位置まで挿入します。その後、30秒以上保持し、抜けないことを確認してください。

※挿入しにくい場合はエスロン挿入機をご使用ください。
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禁止事項

耐火VPパイプ・耐火DV継手 防火区画貫通部から1m以内の範囲では、耐火VPパイプと耐火DV継手以外の組み合わせではご使用になれません。
耐火VPパイプ・耐火DV継手 集合継手と組み合せてのご使用はできません。
耐火VPパイプ・耐火DV継手 換気・ダクト類用途ではご使用できません。
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伸縮処理法

継手の品揃え

立 て 配 管 横 引 配 管
差込ソケットは必ず受口側(ゴムリング側)を上流側に向けて設置し、管の伸縮を吸収させるように適切な支持・固定を行ってください。
  1. 管が床貫通し固定されており、合流部がある場合、各階に1ヶ所継手の上側に設置する。(No.1〜No.2)
  2. 管が床貫通し固定されており、合流部がない場合、各階に1ヶ所継手の上側に設置する。(No.3)
  3. 管が固定されていなくても合流部がある場合には、各階に1ヶ所の割合で継手上側に設置する。この場合、差込ソケットは必ず固定する。(No.4〜No.5)
  4. 管が貫通部に固定されておらず合流部のない場合は、4m毎に1ヶ所設置、差込ソケットは固定する。(No.6)
  1. 合流部より2m以上の管および4mをこえるものは4m毎に1個、差込ソケットを設置する。
  2. 立て配管との合流部または壁などで貫通部が固定される場合、差込ソケットの固定は不要。ただし、横主管と横枝管との合流部に設置した場合、差込ソケットは固定する。
※汚水管への設置について
  1. 立て配管については雑排水管に準じます。
  2. 横引排水管は直線部が4m以上の場合に必要であり、設置間隔は4mとしてください。その他、詳細は雑排水管に準じて設置してください。
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