
【現状】
現在使用されている建物給水管の中で、住戸内配管は架橋ポリエチレン管(エスロペックス)、水道本管、敷地内埋設管、給水横主管は高性能ポリエチレン管(エスロハイパーPE)を使用しておりますが、防火区画貫通に関する法規制や長年の実績などから金属管が多く使用されております。
エスロハイパーPEを建物給水管として開発・実用化を検討するに当たっては「独立行政法人 都市再生機構」様と「建築設備用ポリエチレンパイプシステム研究会 ※1」との共同研究として、様々な実験検証を行なってまいりました。その結果、信頼性や施工性・コスト的にも優れた新しい給水システムを実現する事が出来ました。
敷地内埋設配管からピット内横引き管、給水立て管、メーター部まで、高い信頼性を有しオール樹脂管路が構築できる【エスロハイパーAW】をぜひご検討下さい。
※1 旧配水用ポリエチレン管協会

※建築設備用ポリエチレンパイプシステム研究会規格
<エスロハイパーAW規格>
鋼管外径に準拠(汎用の支持金具使用可能)
防火区画の貫通に関しては、フィブロックの使用で大臣認定、消防評定を取得いたしました。
75φ以下、防火区画貫通可能
床貫通試験

壁貫通試験


ポリエチレン管の採用で錆びなし!漏れなし!
従来の金属管では経年劣化により内面が腐食し、
錆びや汚れが発生したり赤水が出てしまったりしました。
ポリエチレン管は腐食の心配がありませんので衛生的な
環境を保てます。
電熱線に電流を流し、管表面と継手内面を一体化して接合します。
結晶構造、結晶同士の結合力を両方高めた高性能ポリエチレンPE100


重機の引き上げテスト、せん断試験、曲げ角度45度、重機(10t)の通過テストにも耐える、柔軟性と強靭さを兼ね備えています。

東京、名古屋、大阪、仙台地区(全7物件)、PSの内の7、8月の気温、湿度、水温実測データを調べるため現場実測、結露実験を行い、更に過去10年間の気象庁観測データとも照らし合わて試験を行いました。
計算による結露(滴下)シミュレーション
最悪結露条件設定、結露実験実施
<結果>
東京、名古屋、大阪は結露水滴下なし管の高断熱性能により、
東京以西は保温材(防露)不要
東京、名古屋、大阪、仙台地区(全7物件)、PSの内の1、2月の気温、湿度、水温実測データを調べるため現場実測、結露実験を行い、更に過去10年間の気象庁観測データとも照らし合わせて試験を行いました。
計算による凍結シミュレーション
最悪凍結条件設定、凍結実験実施
<結果>
東京、名古屋、大阪は全サイズ凍結なし立て管(25φ以上)保温材不要
(枝管(20φ)は地域により保温の検討要)
地域別保温の有無について
次世代省エネ基準ベースによる区分け

寒冷地
次世代省エネ基準のI〜II地区
準寒冷地
次世代省エネ基準のIII地区
保温検討必要
(物件地区の温湿度、水温データで個別に判断)
温暖地
次世代省エネ基準のIV〜V地区
保温レスが可能
(物件地区の温湿度、水温データで個別に判断)
熱伸縮性能に関しては、過去10年間の気象庁観測データの夏季、冬季の最大温度差をもとにテストを実施 致しました。
熱伸縮実験

モデルケース
マンション10F 100戸
横主管・立て管・枝管のトータル配管で比較
V-LP合計を100としたときの指数
※工事費は都市機構歩掛かり
※V-LP及びSUSは建設物価(06年4月)による
2005年度の段階でポリエチレン管の布設延長は、配水管布設総延長の10%以上を占めるまでになりま した。また、2006年度ポリエチレン管の布設延長は、約2200kmと推定され、成長が見込まれています。
(日水協検査実績および配水用ポリエチレン管協会集計データに基づく)
以下の写真をクリックすると、手順を追って動画を見ていただく事が出来ます。